ニッキ ゆり 【HOME】
- 2002年05月15日(水)
嘘に嘘を重ねたら
そこには嘘しかありません。
嘘の一番怖い事は、それが真実として歩みだしていく事です。
誰にもわからずに、嘘を口にした本人しかわからずに
真実として歩みだしていく事です。
だけど、ワタシは嘘をついたことがあります。
でも、今の恋人には何も嘘は言っていません。
楽しかった思い出たちが嘘のように思えてしまう。
本当は、本当は、夢だったんじゃないか、
そう思えて仕方ないのです。
どれが本当なのか、解らなくなってしまうのです。
そんな自分がとても醜くて仕方ありません。
誰かとの付き合いを続けながら
気が付いたら他の誰かを好きになっていた。
そういう事は、あっていいと思います。
ワタシ自身、無かったとは言いません。
もしも、自分自身がその対象だったら。
誰かと付き合いながら、好きになってしまった人がワタシだった。
それは確実に確かな事実です。
でも、知らなかった方が良かったのかもしれません。
ワタシは嬉しかった反面どうしようもない気持ちになってしまいました。
とてもとても苦しいです。
こうやって冷静にキーボードを叩いている自分が信じられません。
涙は出てきません。
だけど、とても泣きたいです。
小さな嘘が、
ワタシが知らないだろうと思って放つ恋人のコトバが
ワタシの胸をチクチク刺して来ます。
この痛みに慣れっ子になってしまいそうで怖い。
ワタシはどうしたらいいのか、まったくもって解りません。
答えは自分で探し出さなくてはいけないけれど。
終わった恋は、突然一方的に終わってしまった恋は
何かのきっかけで戻る事、あると思います。
もしかしたらそのきっかけが、あったのかもしれません。
確かな事は何も無いけれど、
ただ、ワタシはワタシに自信がないのです。
ワタシは恋人を繋ぎとめておく事が出来るほどの人なのでしょうか。
まったくもって自信がありません。
ワタシは色んな事を知りすぎたのかもしれません。
知らなくてもいい事、知った所でどうなるわけでもない事
たくさんたくさん、知ってしまったのかもしれません。
今日は鬱々とした気分にはならなかったです。
夕方までは。
学校の友達がワタシを少し楽にしてくれました。
空元気でもいつか本当の元気が出てくるのかもしれません。
そんな事を少し信じています。
自分自身だけは自分を裏切らない。
だけど、嘘をついた経験のあるワタシは
誰も責める事が出来ないのかもしれません。