ニッキ ゆり 【HOME】
- 2002年05月16日(木)
きっかけはなんだっていい。
そう、何かがポンと背中を押してくれたら
それだけでワタシは前へ歩みだせる。
友達のコトバやメールの中のコトバが
ワタシにどれだけ「前を見て」と教えているか。
本当にありがとうと感謝の気持ちで一杯です。
それを伝える術をワタシはあんまり持ち合わせていないので
こうやって此処に書いています。
ピンクと水色のラガーシャツ。
去年からずっと欲しかった。
一杯いろんなお店を回ったけど
どこも置いていなくて、でもずっと欲しかった。
なんと、今日、それを着ている人発見!!
多分、1年生なんだと思う。
「どこで買ったの?!」と聞く勇気はありませんでした。
とってもとっても欲しくて
着ているのが羨ましくて
ずーっと見ていました。
そして、ペイントされたパンツ。
ジーパンにペンキで描いたような柄?のパンツが
今とっても欲しくて
そして、これまた1年生が履いていて
「あーいいなぁー」とずっと見ていました。
恋人いわく、
オシャレが理想の格好だったら
オシャ…で止まってしまう感じ、なんだそう。
よく解りません。
女の子だし、それなりの可愛い格好はしたいと思っています。
ワタシ自身、そういうものに惹かれたりするし。
でも、どうでしょう、ワタシの格好。
ほとんどがメンズものです。
あぁー、可愛い女の子像からかけ離れています。
そういえば、今年に入って洋服は2着しか買っていません。
洋服にだいぶ疎くなりました。
デザイン学校に行きたかった高校生の頃は
恐ろしいくらい敏感だったのに
今ではどうでしょう。
流行りモノになんて興味すらありません。
流行りモノで全身を固めるより
少しずつ取り入れて自分色にしたいです。
ワタシはいつでも自分色を出していきたいです。
ある友達から「ゆりはすごく自分を持っているよね」と言われて
ものすごくビックリした事がある。
実感した事が無かったから、そんな事に。
前のバイト先が洋服屋さんで
その時の行動を見ていたその友達は
ワタシを芯の強い人間だと思ったそう。
ある意味、個性が強いのです。
「人と同じじゃつまらない」
「同じなんて興味ない」
ずっと思っていた事。
中・高校と制服に身を包んで
厳しすぎる校則の中で
どれだけ自分色を出すか必死だった。
私服に着替えれば「個性派」だった。
人と同じじゃ何にも面白くないと思っていたし
同じ事で安心する気持ちが解らなかった。
同じジャケット、ブラウス、靴下、クツ、カバン。
同じ列に並ぶのさえ嫌だった。
集合写真ではみんな同じ顔に見えた。
高校の時、女の担任が
「あなた達には個性がなさすぎます」と言った。
個性なんて出せる所じゃないじゃん、とワタシは鼻で笑った。
個性を出そうとすれば、それを踏みにじるのはアンタ達だと。
可愛いものも好きだけど
メンズの服を着てるワタシも、結構好きだったりする。
それがワタシの色、自分色。そうなんだ。それでいいんだ。
恋人と服を共有出来るのはお金が浮くからいいじゃないか、と
そう考えてみよう。
かなりのオーバーサイズだけど…。
今日は、昨日よりも何倍も落ち着いています。
気の波が激しくて少し付いていけません。
自分で自分に付いていけないなんて…。
このまま楽しい気分でいられたらいいな。