ニッキ ゆり 【HOME

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2002年07月17日(水)

お昼頃、雨が降ってきた。
かなりどしゃぶり。
自転車で帰れないなぁーなんて思って
授業ほったらかしで机にうつ伏せになって眠っていた。
テスト前の大事な時期らしい。あんまり関係ないや。
どうにかなります。

目を覚ますと授業は終わっていて
友達が起こしに来てくれた。
外は雨があがっていてホッとした。
このホッとする感覚が好きだと思った。

教室に荷物を取りに戻る途中
K君に会った。
「おつかれ〜ぃ」
「サボり魔」
「眠かったのさぁー連日バイトだし」
「あ、俺、今日行かないかもしれないから」
「ワタシも休みですが?」
ワタシがバイトだと思って休もうとしていたらしい。
バイト先は小さいお店だから、バイトが2人いなくても平気な時がある。
それを狙って休もうとしていたらしいけど
ワタシも休みなので、出勤しなくちゃいけないだろうなぁ。

彼女との事を聞こうと思ったけど
聞くのが少し怖かった。
指輪をしていなかったから
戻ったわけではないのかな?
気になってしまうワタシが嫌いだ。


愛なんてものを求めているわけじゃない。
お互いの寂しさを埋めあえるならそれでいいと思った。
そして、其処から何か生まれてくればいいと思う。

お互いが「必要なんだ」って言い合えるならもっとステキだけど。

ワタシにとって「必要なんだ」って人は
恋人以外にもたくさんいる。
バイト、バイト先の仲間
学校の友達、その中でも特別な友達、音楽仲間…。
その中に恋人がいる。

ワタシはいつでも恋人が一番じゃない。
いろんな大切なモノの中に恋人が存在している。

こういう話をすると「男っぽいね」とよく言われる。
「女の子は一途になりすぎる」「周りが見えなくなっちゃう」
そう言うと、「あんただって女だろうが!」と言われるけれど
恋人だけ、あなただけ、あなたがいれば何もいらないわ!って事を
だいぶ前にやっていて、結局、自分が惨めになるだけだった。
そこには情けない、依存しまくっているワタシがいるだけだった。

だから、ワタシは恋人も大事だけど
それ以外にも大事なものをいっぱい作って来た。
「必要なんだ」って人は恋人だけじゃない。
無理していたわけじゃなくて、自然にそうなっていった。



愛のないセックスはもうしたくないと思った。
その日、その夜だけが満足でも
何にも意味ないなって、ワタシには思えたから。



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