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2002年09月27日(金)

お買い物の予定は、あっさり飲み会に変更。
そういうのもありだよなぁー楽しければいいよねぇーって
たった4杯飲んだだけなのに、帰りの足取りはフラフラしていたワタシです。
楽しいと酔いがまわるのも早いみたいです。

雨が降ると思って歩いて学校に行ったのに
結局、小雨ぐらいしか降らなくて傘を開かなかった1日。
飲み会の帰り道も傘は開かなかった。
「自転車でくればよかったよぉー!」と言ったワタシに(半分絶叫に近い)
「まぁーまぁーいいじゃなーい!酔いを醒ましなさい!あんたは!」と言われて
ミスドに寄って酔いを醒ます話もオジャンになって
ワタシはとぼとぼ歩いて帰宅。

ぼけーっと家にいたら
さっき、本当、PCを立ち上げている最中に宅急便が。
「荷物なんてだれからよ?」と思い受け取ると
セイジさんからの荷物でした。
新しいCDが出来たみたいで、送ってくれたみたいでした。
電話をかけたけど、留守電になったから
メールでひと言「CD届きました」と送った。
返事は無い。
あれから1時間経つけど返信もない。
音沙汰なし。なんか切なくなった。
CDのセイジさんの声も切なく聞こえた。
バラードばっかりでもっと切なくなった。

泣きそうになった。
もうちょっとで涙が溢れるところだった。

電話が鳴って出たら大阪の友達からだった。
「電話かけたやろー?」
「あ?え・・・?っとかけたっけ?あれー?ごめーん!」
「酔ってるんちゃうのー?」
「あははー酔ってるよぉー!うきゃきゃー」
「間違えてかけたんちゃうの?まったく(笑)」
「明日からシャイパン(サイパン)でしょう?グッチさんよろしくね!」
「グッチさんってなんだろう?知らへんなぁ(笑)」
そんな会話を20分ほど繰り返して
電話を切った。

なんでか、もっと切なくなった。

また会えるよね?約束しよ?
だから今日はさよならは言わずに別れよう。「じゃぁね」

セイジさんとも「じゃぁまた!」と言ってライブハウスを後にした。
本当にまた会えるのだろうか?
もうライブにも呼んでもらえない気がしてきた。
被害妄想が強いワタシには返信が無い事がとってもきつい。
本当に寂しくなって、眠る前いろいろ考えてしまって
結局、朝まで起きてしまっていることが多い。

セイジさんからのメールで
ワタシはこれほどまでも元気をもらっていたのか!ってほど
本当に今は抜け殻みたいな、そんなワタシがいる。

セイジさんにばっかり頼ってちゃダメだよ。
もっと自分で歩けるはずなのに。
がんばんなくちゃ。

触れ合えない事に悲しんでいるばっかりじゃ
ちっとも前に進めない。
少しの関わりだけで満足しなくちゃ。

ワタシ本当に欲張りだ。



友達との買い物は月曜日の午後に変更。
とっても楽しみ。
コンバースの白と黒のスニーカーを買う予定。
他には洋服でかわいいのが合ったら買ってしまおう。
ワタシには「知足」というコトバが似合わない。
「足りている事を知りなさい」という意味のコトバ。
洋服も本当は足りているはず。クツだって、鞄だって。
だけど、欲は増えるばかり。
足りているのに欲しい気持ちばかり増えていく。
「知足」の意味をもっと身に染みて感じなくちゃ。

月曜の買い物は制限をしなくちゃね。
実家に帰るからって生活費いらないからって
使いまくってはいけません。


お財布はからっぽに近い状態で買い物へ行かないと
後で大変な後悔をするのは目に見えていますから。

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長い事お風呂につかってた。
使いにくいユニットバスにお湯を溜めるのは本当に珍しい。
でも、今日はなんとなく、お湯につかりたい気分だった。
ペタンと座り込むといつもと違った場所へ来た気持ちになった。

シャワーカーテンを下から眺める。
浴槽の淵に頭をつけて、ぼけーっと換気扇を見た。

「なんかいいな。こういうの。」

少し熱めのお湯がだいぶぬるくなった頃
ワタシの指先はシワシワ。
1時間ぐらい入ってた気がする。

お酒も飲んでいたせいもあって
少しのぼせた感じがした。

丁寧にボディーローションを塗ったりして
メガネをかけて近くの自動販売機へ飲み物を買いに行った。
冷蔵庫にあるはずのアイスコーヒーが無かったのに気がつかなかったから。

少し大きめサイズの麦茶を買って
家までの50メートルぐらいの距離、歩きながら飲んだ。

雨はあがっていた。

ワタシはその場限りの取り繕いなんて大嫌いだ。
だけど、時にワタシの発言はそういう風に聞こえるらしい。
そして今日、大切に思っていた人と距離が出来てしまった。
もう電話で話すことも、メールをすることも無い。
悲しいけれど、ワタシのせいだからどうしようもない。

今ここでしつこく電話やメールをしたって
『その場限りの奴』と思われてしまうだけ。

ワタシは何をやっていたんだろう。
想いだけで行動したところで、何も生まれない。
どうして気がつかなかったんだろう?

時間をかけて待つということ、どうしてちゃんと出来なかったんだろう。
「待つこと」は得意じゃないけれど
待たなければいけない時、そういう時もあるってこと
ちゃんとわかっていなかった。
答えばかり欲しがって先走りすぎていた。

ワタシはその距離を埋めることは出来ない。
ワタシが作り出した距離をワタシで近づけようとしても
どんどん遠のいていってしまうだけで
近づくどころか、もっと遠くなってしまう。

ワタシはバカだった。
ワタシはやっぱり幼すぎたんだ。
そして、あの人は大人だったんだ。
無理なことじゃない、なんてコトバは
ただの意地っぱりだったんだ。







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