ニッキ ゆり 【HOME】
- 2002年11月11日(月)
朝から「大丈夫」のコトバをほしがった。
7時50分。
いつもメールが来る時間だった。
先週までは。
いつもあったことがなくなると
人はすぐ不安になったりします。
そしてワタシはその不安が人より強いのです。
8時00分。
−おはよう。今日から学校です。
8時01分。
−やっぱり無理かもしれない。
−何が駄目かもしれない?なの?
やっと返信が来た。
それだけでワタシの不安はすっと消えた。
−毎日あったものがなくなるとワタシ駄目みたい。
でも、そう言うときっと負担になるから
したい時にって考えた方がいいよね。
でも、ミクロ単位まで知りたいって思ったりするんだよね。
矛盾だね。
−また朝メールするよ。これからもね。
今うってたところだったしね。
−矛盾だらけ。でもそれもワタシ。
−まだまだ知らないところあるし、知りたいし。知りたくなるのは仕方ないよ。
メールくだされ。
−変だよね。ワタシ。
−変なところがいいところ。大丈夫。
ワタシは単純。
「大丈夫」のコトバだけで
本当に大丈夫になってしまうのです。
そこに嘘や裏切りが隠されていたとしても
多分ワタシはそれらに気がつかずに大丈夫を信じて
ずっと信じてしまうと思う。
ワタシは幸せになりたいから
幸せをくれる人のコトバをそのまま信じてしまうのです。
それは、とてもよくないことだと解っています。
100%の真実なんてどこにもありません。
解っています。
だけど、大好きだと思う人を信じたいのです。
「ワタシたち」というには
本当はまだ遠くて
だけど、下の名前で呼んでもらったときは本当に嬉しいから
「ワタシたち」を使いたくなる。
ワタシは相変わらず「さん」付けだけれど
いつか必ず下の名前で呼んであげるんだ、といつも思う。
「幸せにしてくれる人を選ぶんだよ。あんたには選ぶ権利がある。
選んでもらうんじゃなくって、こっちから選んでやるって
そんくらいの意気込みでも平気だよ。」
幸せを与えるだけじゃなく
与えてもらう人を探してもいいんだ。
ワタシにはその権利があるんだね。
でもね。ワタシは今、大好きな人に幸せをあげたいと思うよ。
それが苦しい事だったとしても
きっとワタシはがんばり屋さんになってしまうんだと思うよ。
それがワタシにとっての幸せでもあるんだから。
苦しいこと
ボロボロになるまで気が付かないのは本当です。
辛くても
それが限界だっていう所までたどり着かないと気がつかないでいます。
人は変ります。良い方にも悪い方にも。
短時間で変わることもあれば、長い時間が必要なこともある。
「年は気にしないで」と言ったあの日から
大好きな人は年のことを口に出さなくなった。
まだそんなに時間はたっていないけど
本当はココロの中で思っているのかもしれないけれど
口に出さなくなったのは事実。変わったこと。
ワタシにだって人を変えさせるチカラは備わっているんだ。
そう、ワタシだって変われるんだ。
ワタシも大好きな人も。
−今日はうな玉丼。がんばってるかね?
−もう学校終わったよ。今日はスパ作る!
−今度手料理よろしくな。
今日はバイトで23時帰宅予定。
きっと電話は出来ないかもしれない。
だけど、大丈夫。
ワタシには「大丈夫」がいつもついてるから。