ニッキ ゆり 【HOME】
- 2002年12月23日(月)
「またな」のコトバが朝から頭の中をかけめぐって
悔しいことに涙が出てきてしまった。
ワタシの中で大好きな人は、まだ大好きな人で
会いたいと思う人だった。
本当なら今日は会っていたはずだった。
そんなことを思い出して、また切なくなった。
会えないとわかってしまってから
本当は待てたんじゃないか、本当は頑張れたんじゃないかとか
そんなことばかり考えてしまった。
鳴るはずもない携帯を何度も開いては閉じたりしていた。
電話帳の番号とアドレスは昨日、削除した。
だけど、番号もアドレスも覚えてしまっているのに気がついた。
アドレスを打って、メールを書いた。
送信ボタンを押せばメールは届く。
届いたところで何になるの?
ワタシは待てなかった人なのに。
未送信メールさえも削除できないワタシは弱虫だった。
ワタシはワタシの考えでしか接する事が出来なくて
大好きな人を中心に生活をしてしまっていたけれど
なに一つ大好きな人を中心に恋愛をすることが出来なかった。
中途半端な関係でいることも我慢できなくて
色んなことを待つことに苦痛を感じていた。
それが間違いの無い事実。
きちんと受け止めなくちゃいけないんだけれど。
大好きな人が使うはずだった色違いの歯ブラシは
一回も使われること無く、ケースから取り出すことも無く
ホコリをかぶったまま。
夕食の時に呑んでいたお酒もそのまんま。
捨てる事もできずに、まだ部屋の中にある。
なんにも前に進んでいない気がした。