ニッキ ゆり 【HOME】
- 2002年12月30日(月)
実家に帰ってきてから、毎日どこかに出かけている。
出不精のワタシが(実家に帰ると)。信じられないほどに。
昨日の夜はとっても不思議な時間を過ごした。
非常勤のハキイさんと。
年も離れているけれど、ワタシはハキイさんをとても素敵な人だと思っている。
趣味の写真の話や、詩の話なんかをした。
「どうして私に詩を見せてくれたの?」
ハキイさんは聞いてきた。
どうしてか、ワタシも良くわからない。
だけど、見てもらいたい、と思った。
ハキイさんに見てもらいたい。その気持ちだけだった。
何か意見をもらおうとか、アドバイスをもらおうとか
そんな気持ちは全くなくて。
ハキイさんは緊張していた。
ワタシも緊張していた。
だけど、同じ高校出身だという事がわかってから
ワタシはなぜか嬉しくなって
15才も離れているけれど、記念にプリクラを撮った。
ご飯を食べて話をして
とても不思議な関係の二人の時間
ワタシはとても好きだった。
また話がしたいと思った。
ワタシが選んだ道は間違っていたなんて思っていない。
乗り越えられなかったことは一度だってないはず。
間違えを見つけたらひとつひとつ問題解決していけばいい。
道はいくらでもある。
だからといって逃げ道ばかりを選んでいきたくない。
相変わらず眠る前は大好きな人を思い出してしまうし
かかってくる電話にも出られないでいる。
声を聞いたらワタシは傷つけてしまうコトバしか出て来ないような気がして
話す事や会う事がとても怖くなっている。
本当は声を聞きたい。会えるなら会いたい。
でも、話をしたから、会ったからといって2人に何か進展があるわけでもない。
ワタシはワタシを守りたいと思っていて
だからこれ以上誰かを傷つけたりなんてしたくないから。
電話には出ないつもりでいる。
引きずっているのは確かだけど
進まなくちゃ何もならないから。
ちょっとずつ進んでいければいい。
今はそう思う。