ニッキ ゆり 【HOME】
- 2003年01月25日(土)
スカルプチュアを取り替えて
新しいマニキュアを塗った。
気分もずんずん前向き。
前向きだったのに。
上手く行かないことぐらいわかっていたけど
何でも答えてしまうワタシが情けなくてバカバカしくなった。
キョウコさんからの電話を受け取った。
「今、あの彼女といるんだけど・・今日会えないって言ってたけど
電話代わる?平気?」
有無を言わさず電話の相手は変ってしまった。
「付き合ってたんですか?」
「週末とか会ってたんですか?」
「平日も?」
「今は強がってないとやってられないんです」
質問攻めに合った。
しまいには「別れませんから!」とまで。
ワタシが奪ったかのような言われ方がとても辛かった。
電話の相手がキョウコさんに代わった。
「ごめんなさい。切ります。」
それしか言えなかった。
何もかもが止まった感じ。
コンポから流れてくるお気に入りの音楽でさえも耳に入ってこなかった。
放り投げた携帯を見るのも嫌だった。
コタツに潜って泣いた。
頭がフラフラしてくる感覚に耐えられなくて
我慢できなかった。
がっかり。こんなワタシに嫌気がさした。
強がっていたんだ。
やっと解った。
現実を拒んで見ない振りしてたの。このワタシ。
「もう1人の彼女」の存在を解っていながら
受け止めてるよってふりしながら
本当は全然受け止められていなくて
強がって前向きな振りして、そう逃げていたんだ。ワタシ。