ニッキ ゆり 【HOME

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2003年07月21日(月)


最近、バイトのシフトをきちんと確認していない。
今日も13時〜21時だと思っていたのが
13時〜18時だった。
いつまでたっても休憩にいけなくて、あーだこーだ思っていたら
「6時過ぎたのであがってください」
「はぃ?なんて?」


チーフに向かってそんなコトバを言ってしまった。
高校生のバイトの女の子に
「ごめんね。今日6時までだったよ!」と笑って言ったら
「残念だなぁ。今日、久々に会ったのに!」と言われて嬉しかった。




「なんでここにいるの?」
そう思うようなこともあった。
そっくりな人だった。
一瞬、見つめてしまった。ビックリしすぎていた。
良く見れば、まったく違う別人なんだけれど
少しつり上がった細い目や、背の高さ、声のトーン、髪型、話し方。
全てがそっくりだった。
そのお客さんにアイスクリームを手渡す時も
確認するようにじっと見てしまった。
隣りの彼女らしき人も。



どうしてこんな行動をしてしまったのか。
別人だっていうのに。




胸が少しチクチクした。
忘れていたはずの声を思い出してしまったようだった。






7ヶ月も前だった。
ワタシはすっかり忘れてしまっていた。
あの人を踏み台にして今のワタシを作り上げたことを。





こんなことでしょぼくれたりなんかしない。
ワタシはワタシで、今、とっても幸せを感じているんだから。





それにしても眠かった。ボケボケとする時間がない忙しさの中で
ふと、お客さんが途切れる時間には決まって掃除をするフリをしながら
ボーっと眠さに耐えていた。




昨日の夜中だった。2時ごろ、携帯が鳴った。
元ちゃんだった。
前の洋服屋さんのバイトをしているとき、お客さんとして来ていた人で
店長やモモさんとも仲が良くて、店長と一緒に呑みに行ったこともあった。
いつもお笑いのネタをやってくれて、側にいればいつも笑えた。
「飲もう!」
「飲みたい!でもお金ない!」
「家飲みは?」
「部屋汚い!」
「じゃぁお台場行こうかぁ」



家の近くのコンビニで待ち合わせをして
深夜2時、元ちゃんとお台場に行こうとした。




雨。雨。雨。
小雨だったけれど、雨でバイクは嫌だった。2人共。
少し走らせて、一番近い、ディズニーリゾートへ行く事にした。
徹夜でディズニーの駐車場の前に何台もの車があった。
そういえば、世間はもう夏休みなんだなぁ。

舞浜駅はもうディズニー一色。
誰も人の居ないディズニーリゾートを見るのは初めてだった。



ミニーの風船が駅の天井にひっかかっていた。





元ちゃんに最近のことを色々と話す。
ワタシが学校の人たちと距離を置いている事なんかを、特に。
そうしたら「ゆりは強いな」と言った。
強くなんか無い。
ワタシはヒトリでいる楽しさを知っているだけだ。
そういう楽しみを知らない人が多すぎるだけだ。
元ちゃんは優しい。
いつも笑わせてくれる。
美容師のことも軽く話をした。
「そいつがどういうヤツか、見に行く!!」
はりきっていた。
紹介者カードを渡して「明日行くよ!」と言い張っていた。




結局オーディションがあって行けなかったらしいけれど
ワタシの辛い結果になってしまった恋愛を知っているだけに
どういう人なのか、確認する!と、ワタシの周りの人はよく言ってくる。
元ちゃんは、まさにそういう人の中の一人だった。




家に戻ったのは朝6時。
100キロで飛ばして家まで送ってもらった。




そんな風に遊んでいたせいで
バイト中は眠くてどうしようもなかった。



疲れきって帰宅してお腹がすいたからドカ食い。
あぁー。。。後悔。





夏痩せどころか、夏太りです。




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