ニッキ ゆり 【HOME】
- 2003年07月22日(火)
「ゆりの生き方、かっこいいな」
そんなことを言われた。
素直に、嬉しい、と思えた。
実感はない。
自分で好きだと思うモノを周りに置いて
好きだと思うコトをやっていて
憧れを持って生きている。
何も格好いい所なんてないと思っていた。
「格好悪くてもワタシらしく行こう」と思っているだけで
特別、これといって何かをしているわけでもない。
そんな風に思ってくれる人がいて、とても幸せだった。
トオル君はワタシの中で自然でいられる人だと思った。
前のバイト先の人や元ちゃんと同じくらい大事な人だと思えた。
「キャップがほしい」と言っていて
それなら、前のバイト先にあるよ、と言って
テストが終わった後、一緒に見に行くことにした。
17時頃だとお店は比較的すいてる時間だったから
その頃、また連絡しあうことにして
ワタシはミスドでテスト勉強をして過ごした。
連絡しあうと言っても、ワタシはトオル君のアドレスは消していたし
連絡を待つしかなくて、とりあえず、17時前に先にお店に行った。
取り置きしておいてもらった赤い水玉のキャスケットと
アジアっぽい雰囲気のパンツとトップスを購入。
最近、アジア風の洋服がとても気に入っていて
目に付くものはほとんどアジアな感じが多い。
色々な洋服を持っていてもいいと思っている。
メンズだけの日もあるし
女の子!なフリフリな日もある。
アジアな感じが加わって、さらにおしゃれが楽しくなりそうだと思った。
テイストがまとまっていない、と言えばその通りなんだけど
好きだ!と思うモノをワタシはいつも着ていたい。
ワタシらしくあるためには、そうすることが一番良いと思っているから。
店長に「友達と一緒に来たんですよ」とトオル君を紹介した。
いちいちそんなことする必要ないじゃないか、と誰かは言う。
でも、東京のお父さん的存在の店長には
誰と来た、とかそういう些細なことでも教えたい、知ってもらいたいと思う。
お店を出て、少し話をしよう、と言う事で
一駅先まで歩いて公園のブランコに座って話をした。
トオル君はワタシのことを「元気がない」と思っていたらしく
その理由を聞いてくれた。
ワタシは今ヒトリでいることがすごく楽しいんだ。
学校の人を「友達」として見ることは難しいんだ。
ワタシなりに楽しみをみつけているから、大丈夫なんだ。
心配してくれてありがとう。
そんなことを話した。
お互いに悩んでいることや学校の人について思うこと
ドラッグスターに乗りたいと思っていること
教習所に通うお金を貯めていること進路のこと。
とにかく、いろんな話を2時間ぐらいしていたと思う。
そこでワタシは気がついた。
「自然に話してるワタシがいる」って。
気が合うこと、それが一番だった。
男女の友情はあるのかもしれない、とまた思い始めた。
それは昨日の元ちゃんと一緒に話をしている時も思っていて
もう1度、男女の友情が成立するかもしれない、と思ってみようと思う。
こう、生活していると
ワタシが自然でいられる人は男の人が多いなぁと思った。
店長と元ちゃんとトオル君の3人だけれど
やっぱり、男の人の方が気があうなぁ、と
男の子に憧れているからなのかなぁ、と思った。
それはそれで、とてもいいことだと思っている。
だって、自分が自然でいられる人を見つけるのは難しいよ。
自己開示したってそうなることが出来ない人だっているわけだし。
他の人から見れば間違っているのかもしれないけれど
全てに△をつけてその中から○見つけていくのもいいんじゃないかな。
浅く広くの関係なんてほしくない。
狭く狭く、とっても深くで充分だ。
自分以外の誰かと一緒にいないと寂しい、なんて思っている人とワタシは違う。
グループでいないと自分自身を発揮できないような人とワタシは違う。
前を向かせてくれる人も大事だけど
自然でいられる人も同じくらい大事なんだ。
好きな人と自然でいられる人は違う。
魔法使いのあの人前だと、ワタシはまだ緊張してしまう。
自然でいられる人の前とは違ったもうヒトリのワタシがいるんだ。
それもワタシ。
全部ワタシ自身。
どれも大好きなワタシ。
隣りの芝生はとっても青い。
だけど、ワタシの芝生も誰かから見ればとっても青いんだ。
それでいいんだ。
強がりですか?
我侭ですか?
間違っていますか?
寂しい人ですか?
ココロの狭い人ですか?
100%の自信を持っているわけではありません。
こうやって不特定多数の人に質問を投げかけてしまう時もあります。
誰かに認められたい、という欲求がココロの片隅に、やっぱりあるんだなぁ。
もっとワタシ自身でワタシを認めてあげよう。
もっとワタシ自身に自信を持とう。
間違っていたら、やり直せばいいじゃない。
テストはやり直せないけど
生き方はいつだってやり直せる。
そう思っていたいんです。