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2003年08月16日(土)



本日、朝1番に届けられたプレゼントは
姉夫婦からの布団乾燥機だった。
赤ちゃん用のかわいい乾燥機。本体がヒヨコの形をしていてかわいい。
箱には「赤ちゃんよう」が「ゆりちゃんよう」に書き直されていて笑った。
16日に届くからね、と前もって連絡を受けていたから
覚悟は出来ていた。
だけど、ワタシの知らないところでワタシのために選んでくれたことを考えると
ワタシはとてつもなく幸せものだ、と思った。


一人暮らしでなかなか布団が干せない。
ダニが肌に弱いことを知っていた姉夫婦からの素敵なプレゼントだった。



朝、郵便受けを見ると、そこには大好きな友達からの
写真入りの手紙が届いていた。
ワタシにはタイミングが良すぎて、
自分から頼んでおいたものだったけれど
これもプレゼントなのだ!と勝手に思った。
雨にうたれてしまった手紙はふやけてしまっていて
中の写真を取り出すのは困難だった。


一度部屋に戻り、洗濯バサミでカーテンレールに干して
「乾いていますように」つぶやいて雨の中出かけていった。


暇疲れして帰宅。
卒研の話し合いで、トミーがうちに来た。
4人の班なのに2人で話し合う日ばかりだ。
話が煮詰まりすぎてどうにもこうにもいかなかった。
ひとおり、質問事項をまとめ、情報収集のためのメールを送信して
今日は終わりにした。


雑談をしている最中に、ワタシの携帯電話が鳴る。
前のバイト先の洋服屋のモモさんからだった。
「直しのジーンズ出来上がったから、今から届けるね。」
わざわざ届けてくれるなんて!
嬉しかった。
久しぶりにモモさんや店長の顔が見れる。


玄関を出ると車の中からきれいに直ったジーンズを受け取る。
「近いうち、飲みに行こう」そう店長に言われて嬉しかった。
お直しの御代はいらないよと言われたことも。



部屋に戻って、洋裁が好きなトミーに直してもらった部分を見せる。
「やっぱプロって違うなぁ」2人して関心していた。
あれ・・?何か入ってる。


小さな黒い袋にピンクのリボンがついている。
「もしかして!!!プレゼント?!」
やばい!やばいよ!ワタシ、泣きそうだよ!
テープを丁寧にはがし、中の小さな箱を取り出す。
トミーが「俺見てないから、一番に見なよ!」なんて言いながら目をつぶった。


ワタシはそっと黒い箱を開ける。
そこには、アジアンテイストな石が3つついたバングルが入っていた。


「すごーい!!!」
「見ていい?」
「いいよ!!見て!!」
「おー!ゆりの好きな感じだね!」



嬉しすぎて声のテンションが一気に上がる。
ワタシ、もうあのお店のバイトしていないのに
店長からの誕生日プレゼントをもらってしまった。



最高に嬉しかった。



すぐにお礼の電話をかける。
落ち着いた店長の声。
さっきは雨音で消されていたけれど、今ははっきりと耳元で聞こえる。
「ありがとうございます。」
嬉しすぎて声にならない声だった。


ワタシ、本当に嬉しい。



さっそくバングルをつけてトミーに写真を撮ってもらった。
大事な記念写真。




突然のハッピーに思い切りはしゃいだ。
そこにトミーがいてくれたおかげで、喜びは2倍に膨らんだ。


興奮して卒研の話なんてどっかに飛んでいた。




幸せな日だ。



出かけに干していった手紙はちゃんと乾いていた。
中から写真を取り出して、お気に入りコーナーに張る。
いつも、いつも一緒にいられる。そんな気がした。
ありがとう。



21歳のハッピーを使い果たしたような気分だった。



ワタシ、がんばってみせるよ。


コトバでたくさん励まされ、いつも助けてもらった。
誕生日にはステキなコトバをたくさんもらった。

本当に、ありがとう。





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