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2003年10月11日(土)


昨日はものっすごく忙しい日で、もう朝から必死だった。


とりあえず、担任に面接日が決まったことを報告して
「スーツじゃなくてさ、私服で来てくださいって書いてあったの!」って
言ったら担任ってば、大笑い、そして苦笑。
「俺は1年に3着買えばいい方だからなぁ、疎いんだよ」って。
それにしてはバーバリーのベルトしてておしゃれよね?なんて思ったけど。



1限目のテストが終わって、次のテストまでの間に
模擬面接をお願いしようと思って、就職部の先生に声をかけに行こうと思っていたんだけど
自分でみつけた求人で、しかも福祉関係じゃないって所がひっかかって
頼みにくい所も正直あったんだ。
だけどね、ものっすごく親身になって考えてくれて
時間をあけてくれて、テスト後に模擬面接をやってもらうことに。


それからはもう、緊張しっぱなし。
たかが模擬。でも落ち着かなくて、こんなんじゃぁ本番やばいよって
自分がどんどんてんぱっていくのがわかって、少し情けなかったんだ。



模擬面接の前に、就職部の先生で、
以前大手デパートのファッション部に在籍していた先生を紹介してくれて
会社案内のパンフレットを見せたら、びっくりされた。
セシルマックビーも抱えてる会社ってすごいの?
ワタシは良く分からなかったんだけど…あぅ。




ドアを開けて入るところから、模擬面接は始まる。
緊張しすぎて、何を言っているのかわからなくて、ひたすら必死だった。


「どうしてこの服が好きなんですか?どこが好きなんですか?」
「これからこのお店をどんな風にしていきたいですか?」
「福祉の学校なのに、どうしてこの仕事をしたいんですか?」


いやね、頭では分かってたよ。覚悟していたし。
でも、背筋を伸ばして、丁寧語で話すとなると、まったく話せなかった。
「ですが」「しかし」なんてコトバ、普段使わないし。



先生が言うのは「入りたいっていう感じは伝わるけど、何か足りない」。
確かにワタシ自身もそう思ったんだ。



模擬面接後、アパレル関係で働いていた先生ともう一度お話。
もう一度パンフレットを見せて、希望するショップの部分を読んでもらった。
「あぁー、こういうお店なのかぁ。君のイメージにはあってるよね。
 カジュアルな感じだけど、ちょっとおしゃれだね」
すごく嬉しかった。
「君のイメージにあってる」今のワタシには勇気の源になるコトバだった。


そして、その先生には、ワタシ自身でワタシ自身に出した課題
(模擬面接の質問内容に対しての答えを一度書いてみて
 大事な部分をピックアップ。伝えたい単語をピックアップする)を見てもらう約束をした。



生徒1人に対して、こんなに親身になってくれる就職部の先生に
本当に心底感謝した。




で、夕方から渋谷に行って、お店の偵察。
エスカレーターを上った先に見えた、憧れのショップ。大好きなショップ。
やっぱり大好きだと思った。
あの空間にいるだけでわくわくする。コレは一体なに?
こんな気持ちになれるのはどうして?
幸せだな、楽しいな。
このお店にいるだけで、全身コーディネート出来てしまうほど
小物からなにまで揃っている。
そこがコンセプトでもある。

うん。やっぱり大好きなんだ。再確認出来た。



流行りは流行りなんだけど、他と違う。
その何かが違う、って所をもっとコトバでちゃんと言えたらいいのに。
「流行の中にもお店独特の雰囲気がある」とでも言えばいいかな。
ワタシのココロにズッキューンと来る感じ。
こういう風に言えたら一番伝わるんだけどね。無理無理。



何か買おうかと思ったけど、辞めた。
理由はちゃんとあるんだ。
今まで買っていた中にお気に入りがあるから。
気がつけば全身そのショップの洋服だったっていう日もあったぐらいだ。
意識しなくても、自然となじんでいる。
大丈夫だって思ったから。
あとは持っている小物を合わせれば大丈夫。
ちゃんと雰囲気も合ってるって思った。



いつかあのお店の中で「いらっしゃいませ」って言える日が来たらいい。
否、「来たらいい」じゃなくて「来るんだ」。
頑張るんだ。


本番につよいゆり。ワタシはいつもそう。
強い心意気でやってやるんだ。頑張る。





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