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ジブリな週末 - 2003年02月16日(日) 金曜の夜はTVで「もののけ姫」をやっており、ビデオに録画。1号のジブリ好きに母マルコはわりと協力的。 さらに土曜日は「ナウシカ」の劇を1号の保育園の年長組が鬼気迫る熱演で披露。王蟲も元気に暴走、巨神兵も最終兵器を炸裂させてました(このクラスの担任の先生は男性で体育会系のものすごいかっこよい人。夫あめでおはちょっとこの男性保育士さんにあこがれているようである。ちなみに生活発表会の前夜にベビーが誕生したそうな。いろいろと力がはいったんだろうな)。 本日は町の図書館に行きました。 あめでおが非常にめづらしい休日出勤をしたので娘2人を相手にキレずに時間をつぶせる最良の場所が私にとっては町立図書館なんざんす。 この町立図書館人口3万人の町民の税金で成り立ってるにしては大変優れものである。AVスペースでビデオ・DVDも見れるので娘1号と眠り姫おKと何か観ようということになる。1号はまず「火垂の墓」のDVDを選択。でも機材の都合でビデオじゃないとすぐに見れないというので選択しなおし、「ルパン3世カリオストロの城」を見ることにする。司書のおば様は「あら『火垂の墓』から『ルパン3世』って随分、、、。」とか何とかつぶやいていた。まあ同じジブリ印だしさ。 さてルパン3世だが中学生の頃熱狂してみた覚えがあるのだが、大人になってみてみるとなかなか違う味わいがある。 ルパンの職業は怪盗ということであんまり一般人には共感できないというか、スーパーマンで得体が知れないと子ども時代思っていたのだが、どうしてどうして。カリオストロの城では「10年以上前に馬鹿やって、いきがってた自分」を回想したりしてなかなか共感できるのだ。 多分今の私はルパンと同じ年代だ。 いろいろと円熟味をもって自分の仕事に自信をもつルパンが時々失敗したり、若かった自分を自嘲したりする場面に子どものときはわからなかった共感を抱く。絵で表現されるルパンの肉体感覚みたいなものまで感じる。クラリスより年下だった子どもの私にはあの2人の関係ってよくわからなかったけど。おじさんの願望としてのクラリスや、クラリスが冒険を通してルパンにひかれちゃう気分とかいろいろ見える。 まあ一番よく見えるようになったのは宮崎駿という人の女性観だ。 女性像が揺るがないねえ。可憐(クラリス、ナウシカ、サン:守ってあげたい)と妖艶(不二子、クシャナ、エボシ御前:守っていただきたい)がスキなのねえ。奥さんはどっちの人かな。 ...
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