NO TITLE...望

 

 

同期 - 2000年11月17日(金)

今日は久々に同期とのみに行きました。
雑誌の編集という仕事柄、それぞれの雑誌の忙しさが日によってまちまちで、なかなか一緒にのみには行けませんでした。
今回も、同期の1人は来れませんでした。

同期は私を入れて4人。
そのうちの1人が来年の3月で退職します。
同期の中の、唯一の男性でした。
でも、「同期」というよりも、「頼れるおにいちゃん」って感じ。
お昼もよく一緒に食べに行ってたし。
いろいろな悩みも相談にのってもらいました。
とても面白くて、とても頼りになって、大好きな同期です。
「退職しても、ご飯食べに行こうよ」
そう言ってくれる。

退職するのは、自分の夢があるから。
やりたいことがあるから。
年齢的にも、経済的にも、難しいらしいけれど、それでも、がんばって欲しい。
やりたいことがあるなら、それがたとえムズカシイ事でも、やってみたら良いと思う。

私が学生で就職活動をしていた時、ある証券会社から内定をもらった。
最初は、そこに決めるつもりでいたけれど、いざ承諾書を書く段階で、迷った。
私がやりたいのは証券会社のOLではなく、「書く」仕事。記者でも、編集でも、何でもいい。とりあえず自分で文章を書く仕事がしたかった。
書類を持っていく時、そこの証券会社の支店長にあったときに正直に自分の気持ちを言った。
そしたら、その人はこう言った。
「やりたいことがあるなら、それをやってみなさい。学生だからといって、やりたいことを諦めたら、後で必ず後悔する。
あなたは仮にもこちらが欲しいと思った人材です。もし、あなたがやりたいことがやれなかったら、もう一度来てください」
とても、嬉しかった。
後押ししてもらっている気がした。
あの言葉があったから、私は今、編集の仕事ができているんだと思う。
あそこでやりたいことを諦めていたら、「編集者の私」はいなかった。

考えると、私は今まで節目節目のポイントで、誰かの言葉に後押しされてきた気がする。
だから、今度は私が後押しする言葉を言いたい。

がんばれ。









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