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初心 - 2001年01月30日(火) 今年の4月で社会人になって3年目になります。 うちの会社では、2年目が社内報を担当していました。 もちろん、私たちもしました。 隔月発行なのだけれど、これが結構大変。 まず、コンセプトが定かではない。 最初に、「営業方針」のようにまあ方針を決めるわけだけれど、コンセプトがはっきりしないため、はたして何を方針にすればいいのかすらわからない(笑)。 そして、企画を立てる段階についても、メインの係以外に情報部員がいるけれど、これがまた、自主的に集まったものではなく、選定基準が曖昧なまま「業務」としての指名を受けてやらざるを得ない状況で集まった人たち。もちろん、かなり協力的な人もいれば、非協力的な人もいるわけで、出した企画にもいろいろなクレームがつく。 また、社内報を発行した時期よりも社員数が増えているため、どうしても、意識のずれみたいなものが、出てくる。 自分たちがはたして何を作っているのかわからないまま、発行することに一種の「プレッシャー」を感じながら作ってた気がする。 ということで、社内報自体に疑問を持ち上へ話をしたところ、思ったよりも早く、そしていきなり、「社内報は取り止め」となった。 急な話で当人の私たちが驚いたくらい(笑)。 で、その社内報委員である同期と、会社のトップ(社長・専務)そして、社内報の責任者で今日は労い(?)の会だったのです。 中途半端で終わった形なので結構突っ込まれると痛いとこもあったのだけれど(笑)。 会社の近くのステーキハウスでの食事会でした。 考えてみると、私たちの代の最終面接は専務だったのだ。その面接以来、専務と話すのは初めてかもしれない。 話しながら、入社当時の自分を思い出した。 「あなた(私)を採用したのは『編集がしたい』という熱意を買ったから」 だと、専務に言われた。 どうやら、私の同期で「編集がしたい」と答えたのは、私1人だったらしい(笑)。そのわりに、同期4人中、現在雑誌編集部にいるのは3人なんだけれど(笑)。 しかし、私が実際出版社を受けたのは、この今の会社だけだったんだけど(笑)。 記者か、編集、という文章に触れる仕事がしたかったのは、事実。 そうだ。私は編集がしたかった。文章を書く、文章に触れる仕事が、したかった。 今の会社がベストではないけれど、それでもまだまだこの会社から学ぶことはあるはずだ。 焦ることはないんだな。 社会人一年目の自分を思い出しながら、そう感じた。 まだ、私は何もできていない。 とりあえず、文章を沢山書こう。 人よりも多く。 そして、文章を沢山読もう。 そうすれば、文章の善し悪しが分かってくるから。 大丈夫。 できるところから、はじめよう。 -
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