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2001年05月04日(金) ■ |
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蜘蛛 |
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夜、ピアノの部屋に行くとうちのオヤジがニコニコしながら(不気味) 自分の部屋に手招きするので一体何じゃと思い親父の指差す方を見たら …座布団。 じゃない、 蜘蛛が死んでおりました。(ちょっと吃驚) 胴体自体は3センチくらい、でも足広げたら直径10センチくらい? 襖に張り付いていたのを何とか座布団で連打して潰し、 …後始末を僕にしろと。 どついたろかオヤジぃ。
そう言えば前もゴキブリが出たと退治に駆り出されたような…;;
私は比較的虫が平気です。嫌いだけど、「キャーッ!!」って言う嫌い ではなく、「うるあぁぁぁ!!」って嫌い。(どんなや) つまり、倒すのです。 うちの母もゴキブリは追いかけてはたき殺しますが、小さい頃のトラウマで 大きな蜘蛛だけは大の苦手。(手の平サイズの奴ね) 話を聞くだけで硬直して血の気が引きます。するんじゃなかったと片付けて から小さな後悔。ゴメン母よ。ふがいない親父が悪い。
私は小さい頃、俗に「虫愛でる姫君」とまで言われる程の虫平気ッ子。 (誰が愛でてたか!!)モンシロチョウの青虫は素手で捕まえて 虫かごにポイ。(でも成長したら籠に蜂が充満してたのには流石に驚愕) カブトムシ飼ってスイミングの合宿中に怠慢母によって餓死させたり カマキリ飼ったり鈴虫飼ったり団子虫飼ったり(自分で採集) アリ飼おうとして虫かごに入れたら知らん間に皆いなくなってたり(アホ) (隙間から逃げたんでしょう…どこに?!) でも一つだけ、どうしても苦手な虫がいる。 それは「蛾」!!
小学2〜3年、玄関戸の鍵穴あたりが目線の頃。 外に出てふと鍵穴に見慣れない緑の物体が張り付いているのを目にした 好奇心が無駄に旺盛だった私は、近づいて近づいて、目と鼻の先ほどに 近づいてそれを観察していました。 黄緑緑深緑の斑柄、三つに分かれた部品、そして中央部についた羽… …蛾。 その瞬間はあれです。世界が止まる。体全体硬直し、汗は噴出す目は乾く。 なんとかそこに触れないように扉を開けて、家の中に入った私は 目に見えるほどにガタガタ震えていたのでした。
転じて蝶も大嫌いです。よく考えたらあの造形が気持ち悪くなって;; でもまあ、でかい蛾、今でも偶に出会いますが最初は固まるけど 暫くしてから決死の覚悟で追い返しますから結局、 「苦手」ではなくて「嫌い」、なんでしょうね。 私の天敵って事で。
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