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ドッカン日記
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2001年07月18日(水)
イノチ

ここ暫く、眠っても眠っても眠たい程に体調は悪くないんだけど不調続きでのらりくらりとパソコンを…
久々に更新しようと思ったらサーバーさんがメンテ中でアップ出来ませんでした、なんて素敵なタイミング;
そして久々に長時間のパソコンに疲れ果て、「これは実際に逃避にもあんまり使えない」と身に沁みました。

今日、「所さんの笑ってコラえて」(だったっけ?)を見ていて、赤ちゃんの旅…?よく覚えてないが
出産間近のお母さんに引っ付いてドキュメンタリー撮るコーナーがありました。
36歳にはとても見えない若い小学校の先生な奥さんと、歯医者で弾き語りの歌も上手くて
お茶目な旦那さん(恐ろしく親ばか)の、「結婚9年目の新婚」です。(自分で言ってはったし)
初産と言う事なんだけど、今まで3回流産…で、色々困難があったり、
(何度も流産するとそれが習慣性になったり、高齢出産は母体にも影響がある)
学校の先生ですからなんと言っても普通より動くわ休めないわ…な末に無事出産された…と言うもの。
それを見て「こんな先生になりたいなあ」とか(彼女は小学校教師でしたが)
「こんな旦那さんいいなあ」とか(ここまで若いとアレだが;;)思いつつ、
自分の出産はどうだったんだろうと母親に聞いてみました。

前からちょこちょこ聞いてはいたんだけど、私には兄がいますが、その前に一度流産したと言うのは初耳で
兄の時は仕事として家でのんびり教えるピアノ教師でさえも「休め」と言われる程、
予防の為に入院していたらしく、私の時は兄とは違う病院で家にはいたけれど毎日注射を射ちに行って
…その注射と言うのが副作用として「男の子は女っぽく」「女の子は男っぽく」(性格が)
なるかもしれない…ホルモン的に…と聞いた時は流石に引き攣りましたが…
計画出産式だったらしく、予定日より少し早く陣痛促進剤を使って生まれたとか。
(何人かその付近の予定日の子供を一斉に面倒見ると言う奴です)
お蔭で直後産湯に浸かってる私は眠そうな腫れぼったい目で「なんで出したんや」っつーような
ぼけーッとした顔なんですが;実際出てきても直ぐには泣かず、暫くして漸く申し訳なさげに泣いたとか。

注射の事もそうですが、陣痛促進剤というのは文字通り強制的に陣痛を起こさせる訳ですから
かなり苦しいらしいのですよ。(勿論実際は知りませんから判らないけど)
でもそんな中、苦労して産んでもらって、今こうしてその話を聞ける私がいる。
すごい事ですよね…当然と言えばそうかもしれないけどその苦労は並みのものではない。
名前の付け方の話も聞いて、ここで本当の名前は言えないけど私の名前は自分としては
「これ以外に考えられへんやろ」と思うほどにぴったりなのでそれもまた一生懸命考えてくれた両親がいて…。

人一人生まれるのに、その影には色んな人…お医者さん親戚同僚友人、勿論両親…の力添えが溢れんばかり
ある訳ですよ、大体はね。人が生まれるのはものすごい大きなパワーな訳です。
その命をどう進めて行くかは勿論自分次第だけど、自分に注いで貰ったパワー…愛情、労力…の分
輝かせていくのは義務とも言えるんでしょうね。

なんでこう理屈っぽく駄弁ってるかというと、最近のニュースに「虐待」「自殺」なんてものが
余りにも多くて心苦しい為なんですが。