+女 MEIKI 息+
DiaryINDEX|過去のことさ|次
1日中、誰(猫以外)と話しをしない日がある。 あまり気にもしないし、改めて思い起こすぐらいである。
ところが、そんなあたしでも ムショウに誰かと話しがしたくなる時もある。
もちろん、ナニについてダレと話しをしなくちゃいけない などと、決まりきったものでもなく だたなんとなく、人恋しいのである。
近所の茶店に行って、ママと世間話をすれば良いが どうやらそんなふうに思い立つのは、店も閉まった夜が多い。
急に電話魔になる。 そこで、留守番電話の単調な姉ぃちゃんの声以外なら この欲求は収まるのだが 普段の行いの良さか、思い立った時に限って (ホント高確率で)単調姉ぃちゃんである。 急用でもないので、そのまま電話を切る。
チェッ! 舌打ちして、TVを観る。
サッカーには、まるで興味が無い。 と、言うよりもルールすら知らないに等しい。 それでも芸能人が出てきて意味不明は言葉を聞くよりも 観戦で熱くなっている人の声援の方がましである。
そして、今日初めて気がついた。 ゴール寸前での遣り取りには、 まったくサッカーファンでないのに 観てしまうもんだと。
ボクシングもK-1も大好きだけど あんな風に一瞬の動きの度に、息を止めるような見方はしない。
そうです。 どうやら、あたしはサッカーのゴール近くのプレイを観ると ケツの穴が閉まるらしい。
茹でた枝豆と麦茶でTVの前に陣取って見入っていると 電話の呼び出し音が。
「ごめんなさい」とだけ言葉にして。 電話口にも出ずに携帯の電源を切った。
サッカーも終わり、他に観る番組も無く 猫と二人で転がってると、急に静か過ぎて 思い立ったようにまた、携帯の電源を入れた。
|