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2002年07月19日(金) 体が勝手に覚えるほどに


 最近では珍しい、強電波受信塔をお持ちと思われるの方と、お話をしてしまいました。「何やってんだろう?わたし…」とか思いながら。
 とても饒舌に説明するその語り口には一種の宗教的な響きを感じたりして、ボーッと客観的に見てしまったり。

 そんな訳で、こんなテストをしてみた。
 
 その結果が、変態度:120% 申し分ないんじゃない?これなら。


 PCを魔法の箱と勘違いしちゃってる男との擬似恋愛は出来ない。
 お試し期間を蜜月期間と間違える男もいや。
 そんなことを、わざわざくちにするなんて、わたしの方がイカレテるんだと思う。

 愛しの窪塚くんと、ゴージャス姉との噂話が朝のTVで流れていた。
 朝からそういう芸能関係の話題がワイドショーで流れると、決まってわたしは今日も平穏な日なんだと思ってしまう。
 さすがに聞くに堪えないようなイライラさせる芸能話ばかりだと、チャンネルを変えてみたりもするが、殆どが時計代わりに毎朝同じチャンネルの同じ番組が、一方通行の箱から流れてきている。他はあまりTVを観ないわたしでも、朝のその数時間は毎朝仕事場に出かけなくなった今でも、電源を入れてしまっている。
 長いこと繰り返されていた単調なリズムだったから、体が勝手に覚えているのか。

 体が勝手に覚えていると言えば、煙草の火を点ける時もそうかもしれない。
 いつも愛煙している煙草は、やや長めの細身。たまに人から貰って咥えるとどうも妙な感覚になる、しかも火の点け位置が違うので、リラックスして吸いたいはずの煙草が、改まった気分になってしまう。慣れた味でない煙草の美味い不味いでなく、妙な気分になって落ち着かない。
 そして、寝起きの煙草。ベッドサイドに目覚し時計と並んでワンセット置いてあるそれを、覚めやらぬ状態のまま手探りで探す。時にそれは、普段の生活形態を知らない人と、どこぞに泊まった時、枕元にある備え付けの電話にモーニングコールをセットして就寝した翌朝、電話のベルが目覚まし代わりのけたたましい音に起こされて、受話器を上げ機会音を聞き、ボーッとした面持ちで手だけ延ばして探ったりする。目を見開いて、ちゃんと探せば良いのだろうが、薄目のままひたすら手だけで探る。意味もなくスイッチに触れて、証明が点いたり有線が鳴り出したり、ベッドが振動しちゃったりしても、相変わらず手探り状態は続く。隣りで寝てた男は何事かと問うが、全く気にせずに探しているらしい。このらしいと言うのは、その後にやっとの思いで辿りつた煙草を一本吸い終わった頃に、聞かされるので不確かだけども常である。一度、この体験をしてくれれば、大抵は目覚し時計代わりの電話のベルと同時に、相手がセットしてくれている。
 これで、もうちょっと慣れれば、次に熱いシャワーのセットぐらいしてくれないだろうか、と思ってはいるのだが。体が勝手に相手を覚えるほどに親しまないうちに(略)






 10も歳が離れてるのかよ!と嘆いていたら、なんと相手は「お姉さん」と気遣い(お世辞)ができるようになった高校生だったことが判明。犯罪なのはどっちだよ、まったく。肌がまぶしいぜ。



香月七虹 |HomePage