TAKANORHYTHM...Tomoe

 

 

[Live] 4/7(土)・4/8(日) 名古屋レインボーホール〜再会の約束〜<2> ★Ver.2★ - 2001年04月10日(火)

★4/10の夜、更に修正いれてます★

実は、先ほど(月曜晩)2日分の日記を一気にアップしようとしたら、エラーが出た。
「原稿用紙20枚以内にしてください」
オイオイ、20枚超えてるんかよ、今日の日記!!(汗)
・・・てことで、分けてみました。

4/8(日)
いよいよファイナル。この日も暖かい。いいファイナル日和だ。
私は昼には名古屋駅にいたんだけど、早い時間からジャージ2001や2001Tの子らを
たくさん見かけた。みんな遠くから来たんだね。
会場に着いたら、仲間どうしで大撮影会している。
話し声に耳を傾けると、昨日の盛り上がりのなさへの感想、「今日こそは」という決意の
声がする。まあ、今日は大丈夫だろう。最終日、遠征組が多いもん。
それに、「最高のライブのあとはたいがい凹む」
「ドン底ライブの次はリベンジで盛り上がる」という法則があるんだよ、TMRには(笑)。
名古屋には悪いけど、どーもたぼとこの地は相性が悪そうだ。
ほかのアーティストのファンも「名古屋は微妙だよ」と言っていた。土地柄かねぇ。

昨日の反省からか、今日は会場側、必死で時間内に全員を入場させる。
おかげさまで、5分過ぎにはライブ開始だった。
私の席は昨日より2列後ろ、かなり花道に近い位置。そしてこれでもかとばかりの大橋サイド(笑)。
私はタカノリの左横顔しか見れない運命のようです…。
でも近い!花道上だと直線距離は5mってとこ。ファイナルがいい席でよかった。

今日のタカノリは、「何も考えないで、俺について来い!!」と叫んだ。
いい感じだ。表情も、緊張しているけども悪い感じじゃないみたい。
この日はどのナンバーも熱かったように思える。
出だしの衣装はホールツアーのをちょっといじったみたいな黒軍服。
スカートみたいなヒラヒラはあまし好みではなーい・・・無いほうがいいっ。
あとから無理矢理追加したというアリーナツアー、限られた予算では
これが限度だわな(笑)。
蛇皮衣装も、ホールツアーのリフォームみたい(笑)。

BRIGADE。まず会場の温度を上げる。会場後ろまでゆっくり動いていく
ライトの光がキレイだ。
LEVEL4。ライブの定番。たまに「ハーレムを作りたいとか そういや今も思ってたけな」とか
歌詞を変えたりするのがイイ(笑。名古屋のどっちかの日でこう歌った)
蒼い霹靂。私はこの曲、ライブで聴くほうが好きだ。 
SUNAOちゃんとからんでるとこは本当に色っぽい。男なのにね〜(笑)。
雷鳥。パワフルなバラード。タカノリにはバラードが似合う。
AQUA。このうねるようなリズムに合わせて踊るたぼが好き。ちょっとこのへんでこちらも
涙目になってくる。距離、近いんだもん…。
last resort。ほんとに泣きたくなる歌。同じ歌でもほかの人が歌うと感じ違うだろな。
そしてここでギターを取り出して、最新シングル「BOARDING」。会場が明るくなる。
前の列で、所在なげだった不慣れなヤロレボくんたちも、楽しそうにリズムを取り始める。
爽やかな、優しい、でもこれは別れの曲なんだね。
『僕は僕だけに笑えればいい』   ちょっと寂しくなった。今日は別れの日だから。
H of S。「歌えるよな〜!」 この歌詞、かなり難しいので、新しいファンである私はあまり
ちゃんと歌えない。けど、このツアーでかなり覚えた。やっぱ回数こなしたんだな。
「相性よりも深いふたりは すれ違って構わない」「そ〜だろ〜〜!!?」
会場、大喜び。
fragile。特徴あるリズムが場内を満たす。タカノリの「声」が会場を支配する。
歌が終わり、演奏が終わるまで、みな息をひそめる、この感じがいい。
Slight faith。ギターがほぼ私の真横に出てくる。今日は横から見るギターの彼。
手拍子も今日は起こらない。歯切れ良く前半戦が終わる。
(ちなみにこのへんのバラード攻撃の曲順を覚えるとき、
 雷鳥・水・ラスト・ボー・剣・フラ・スラと覚えた私・・・いつもこうすればよかった:笑)

バンドソロも今日がラスト。メンバーはみんな、いつもより気合いが入ってるみたい。
思えばホールツアーから半年、この人らを見てきたんだっけ。
サポートの人達だから、次のTMRライブのときはこのメンバーとは限らない。
そう思うと、ちょっと寂しくなった。特に大橋さん、ずっと私はこっち側で見てたので
ちょっとファンだったりして。

さて、後半戦。
アンコール後は、ポップアップの瞬間を見ようとわくわくしながら
花道を見つめていた。ふふふ。
まさにポンッ!って出てくるのが楽しい。間近でよく見えたわ〜。
(しかも衣装があの蛇皮テンガロン&短パンと来たもんだ(笑)。
蛇皮は好きだけどあれは肯定できませんわ。バランス悪すぎ)
私はドームやなんやで彼のポップアップ登場には慣れてるけども、
以前ホールツアーに初めての子連れていったら驚いていた(^^;
結構演出、派手?もしかして(ジャニとかには及ばないが。)

とっておきのおはなし。これは私の相方のお気に入りだ。(80年代っぽいから)
私はCDではイマイチだが、ライブでは好きだ。今回のツアーでは
ラストに「終わらせない〜!」と叫ぶのがイイ。
魔弾。私の大好きな曲。もうただ、気持ちいいばかり。
小さいフレームキャノンもどき−私と友達は「小魔弾(コマダン)」などと呼んでいた−(笑)の
熱も感じられそうなくらい近い。
そしていつものドラム音。WB!完璧にスイッチが入るかんじ。
この曲は私がTMRにはまる直接のきっかけだった。その後、ほとんどのライブでこれを聴いた。
最近、ちょっと食傷気味ではあったけど、やっぱり一緒に歌うのは楽しい。
今回のツアーではフェイクで「ワイノワイノ〜」というように歌ってるのが特徴。
声を限りに叫んでも、この次はVB。休めないぞ。

ここで衣装の話をまた。
日の丸特攻服カッコワライ ( ̄ー ̄)のときの白い上着(ハッピ?)の文字。
今まで全然見えなかったのだが、両袖の「NEVER TOO LATE」と
「NEVER SURRENDER」は読みとれたぞ。
今まで読めなかったのは遠かったからと、この衣装のあたりは一番盛り上がってて、
向こうもこっちもずっと動き回ってるから冷静に見るどころじゃなかったのだ(笑)。
激しい曲のときに止まって双眼鏡取り出すなんて、無粋だもんー。
ライヴは空気が大事なのよ(最近の信念)。後ろの席ならまだいいけどー(笑)。
しかし、この文字・・・英語だけどやっぱ、ヤンキーっぽい・・・(爆)。
(アタシゃ、背中に「喧嘩上等」とか書いてあったらどーしよーかと思ったよ)
ヤン車に乗って特攻服のたぼ30才(笑)。どこに向かうんだ?!

VBのイントロと同時にはじける銀テープ。惜しくも取れなかった。(その後帰りに落ちてたの拾って帰った)
もうこの頃になるとみんな何が何だかって感じだから、タカノリが少々歌詞を間違えても
気にも留めない(笑)。「抱き合える君だけ必要だろ!!!」そうだといいね、ほんとに。
ラストのフェイクで今日はメンバーの名前を叫ぶたぼ。ファイナルだなぁ。
LS。私のprogress中一番好きな曲です、ハイ。もう何も考えられません。
「二人なら何が叶うのだろう   」最後にタカノリと一緒に叫ぶのよん。
この曲を赤坂ブリッツでやったとき、ライブハウスモードの彼は
「コブシ上げろ!!」とか叫んだのね。
そのうち、いつのまにか終わりに皆でコブシ上げるのが定番になってる。
私はライブハウスっぽいこういうノリが大好きさ。
(むしろワイパーとか手拍子とかはあまり好きではないのだ。)

これが終わると、だいたい息が上がってみな呆然としてる。
そんな中のTrace Millenium Road。
前にも書いたかもしんないけど、やっぱりTwinkle〜やTomorrow〜ほどには好きにはなれない。
でもこの日は、タカノリは涙をぬぐいながら歌っていた。ちょっと胸に響いた。

MFSもDr. Feelgoodも、最初は戸惑ったけど、だんだん楽しくなってきた。
タカノリが楽しければそれでいいじゃん(笑)。究極の自己満足かもね。
ター坊コールは、今日はさすがに大きかった。アリーナだと、リズム合わせるの大変だけどさ。
出てきたときのタカノリは、今日はアリーナTも着てない、すでに上半身裸。
気持ちよさそうな顔をしてる。
背中にガムテープで止めてたマイクがはずれてスタッフに止め直してもらってた。
HC。ホールツアーではブリの代わりにこれが1発目だった。
アンコールになってから、より盛り上がるようになってる。
みんなの歌声もよく響く。
(でも、アンコールの暴れ曲としてはちょっと物足りないカモ…)
思い出すなあ、去年の5/13のPV公開撮影会と、翌日のHEY!歌収録。
もうあんなのに呼ばれることないだろなあ。

LMF。この曲のサビ、気づくとみなワイパーになってたなあ・・・。
最初は、結構バラバラだったんだよ。私が大阪厚生年金の前半で見たときは、
スタッフもサビんとき頭の上で手拍子してたしね。
今でもよーく見ると、100人の中に1人くらい、コブシ振り上げ
(80年代風)の人がいるんだが、ホールに比べると目立たないのよね。
さいたまのときに1人、ファイナルにも3列前くらいに1人、いたなー。
結局、私も周囲に構わずコブシをガシガシ上げてます(笑)。やっぱ気合い入れないと。
火をつけなきゃいけないんだよ?!(笑)
「HEY!」コールも最初はなかったのに、タカノリがやり始めて
今では定番になってる。
ライブって、ほんとナマモノだわ。どんどん変わっていく・・・。
 SHAKIN' LOVEが定番だった時代も、だんだん忘れていくのかなあ。

タカノリが、「お前らにこの曲を贈ろう!LIGHT MY FIRE〜!!」って叫ぶあの瞬間、
とても好きだったんだけど、しばらく聴けないんだね・・・。
ファイナルのLMFは「僕は−」と歌ったあと、みんなに「まだあの日と同じ」の部分を歌わせた。
そして声を合わせて「空を観たいから   !」
この曲はやはり本人の作詞だけあって、気持ちがこもってるなあ。
ラストの全員でのしゃがんだ姿勢からのジャンプも、きれいに決まった。完璧。

タカノリの言葉の数々はこんな感じ。
・名古屋、最高!(今日のは本気でした)
・俺が、東京でも、俺の地元の大阪でもなく、なんで名古屋をファイナルにしたのか。
 この中で名古屋が一番クールだから。だからファイナルにしたんだよっ!
(私もそんなこったろうと思ってました。東京大阪はほっといても盛り上がるもんね)
・次に来るときは、ダイヤモンドホールも○○ホールもやったから、あとは・・・
(会場、またもやドームコール。友と私は「えー、ドームは無理…」とぼそっと呟く:笑)
・今までは俺が4月8日レインボーホールでやります、て呼んでたけど、
 今度はお前らが、何月何日に来てほしい、て呼べ!(えっ、どうやんの?)
・お前ら、一人も抜けんなよ
・俺は歌うことしかできない愚か者ですが・・・
 (なんだか感動。やっぱ謙虚なタカノリはスキ)

スタッフを全員並ばせる。「現場放棄していいから」ステージの裏まで回って連れてくる。
・・・スタッフさん、迷惑なんじゃ(笑)
後ろのスタッフにまでスポットライトを当ててややさらし者にしてしまう(苦笑)。
あげく「サイアク!(笑)」と笑っていた。カワイイ。
「今回のツアーは期間が一番長くて、メンタル面では一番辛いツアーでした」
みたいなマジメな話のときに、「〜した」と思いきり噛んでしまい、
全員の笑いと拍手を浴びて、メンバーに泣きつくたぼはマジ可愛かった〜( ̄∇ ̄)。
土曜参加組に見せてやりたかった・・・。この人、機嫌さえよければこうなのに。
サポートメンバーと花道まで出てきて、ひとりずつとぎゅっと抱き合ってるのも
よかったなあ(周囲の黄色い声が)。特に、SUNAOちゃんと抱き合ってる絵は、
写真で残したいくらいよかったにゃー(笑)。オイシかったあ。
花道に置いてあった、水入りプラスチックコップを全員で投げてくれて、
イサムさんの分が近くに飛んできたんだけど
(その前に、ちょっと目が合った気がしたんだけどね。視界がね)
1列後ろの子が見事キャッチしました。惜しいーーー。
その後、コースター?も投げて、投げるものがなくなって金属のお盆を手に取るたぼ。
・・・さすがに止められました(笑)。アブネーって・・・。

何度も何度も「次、絶対呼んでくれ!必ずまた会おう!!」と叫んでた。
退場まぎわは名残惜しそうに何度も振り返って、軽く手を上げて。
ステージから消えて行った。

「お前らを誇りに思う」と、途中で言ってくれた言葉がこの日のご褒美だ。
私もタカノリを誇りに思う。progress京都公演のときと同じように。
ほんとによかったのは、最後がしんみりしなかったこと。
もし、終わり際にTwinkle Million Rendezvousとか歌われたらどうしようと思ってたんだ(笑)。
今後の予定が白紙なのだとしたら、もしかしてTMR史上最大に今、やばい状況なのかもしれない。
でもタカノリは約束してくれた。必ず帰ってくると。
どこかで、必ずまたいっしょにステージを作るのだと。
ドームってのはいくらなんでもありえない話だと思うけど、ライブハウスでも、
野外でも、なんでもいいじゃん。タカノリがいて、ファンがいて、そこが最高の場所になる。

友も私も、このライブを東京ドームのときと重ねていた。
タカノリは確かに今、変わろうとしていると感じるから。
でもあのときと違って、過去を振り返るより、もっと前向きなパワーを感じるよ。

会場を出ると、みんな、楽しそうに、でもどこか真剣にアンケートを書いていた。
私たちもいつもより念入りにメッセージを書いた。
私はフツーに「西川貴教最高!」とか書いたのに
友達はまた「愛してる」とか書いてるし・・・煮えてるし・・・・(爆)。
外ではみんな、最後の記念撮影。次に会えるのがいつかわからない仲間達。
名古屋駅でも、各地に散って行くツアーTの子たちとすれ違った。
いつかわからない、どこかわからないけど、また同じ会場に集まれるといいね。

ツアーとは、旅のこと。このツアーは終わったけど旅は終わってない。
タカノリが歌い続ける限りずっと続く。
今はそんな気がしてる。
  <<終わりのない 旅を続けよう>> (『O.L』私の大好きなバラードだ。)

今日は、朝からずーーっとタカノリの歌が頭の中で聞こえる。
ライブ直後でもこんなことは珍しいのだけど。
しばらく聴けないかもしれないタカノリの生の声、いっぱいもらってきたもの。
細胞のひとつひとつに刻み込むつもりで、全身全霊で見て聴いてきたもん。

最近のライブでのタカノリのイメージは、「風」というより「炎」だった。
LIVE ARENAの炎をあしらった衣装、SUMMRE CRUSHの炎のシンボルマーク、
HCのときのフレームキャノン、Slight faithの炎の映像とライティング、
progressアリーナツアーの魔弾の炎の演出。
アルバムprogressにもVITAL BURNER、HEAT CAPACITY、LIGHT MY FIREと
炎のイメージの曲が並ぶ。
HCはLIVE ARENAの、VBはSUMMER CRUSHの、
LMFはprogressホールツアーのアンコール曲。
今回のprogressアリーナツアーではHCとLMFの2曲がアンコールに使われている。
この曲たちの共通項は、消せない炎、抑えきれない熱だと思う。
今のタカノリにはぴったりじゃないだろうか。

  <<そして今日も 消せない情熱(ひ)に胸を焦がして往くだろう>>
             (LIGHT MY FIRE 作詞:西川貴教)

愛しい人よ、風に吹かれても消えない、揺るぎない炎のようであってくれ。
ときに燃えさかり、ときに消えかけても、いつか必ず輝きを取り戻すように。
どこに辿り着くとしても、遠くからでも見守っているから。

また、会おうね。

<ツアーファイナル翌日 記す>


※今日もバリバリウェットな文になってしまったが、これが今の率直な気持ち。
 明日になったら違う風が吹くのだろうけれど、今はしばし、
 タカノリとの幸福な記憶に浸っていたい。

※※どーせ奴のことだから、いつまでも私たちを幸せなままにしておいては
  くれないだろうし(苦笑)。

※※※そんで、実はライブ決まってるけど言わないだけだったりしてね(笑)だといいが。




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