あずきの試写室

2005年01月17日(月) 「ゼロディ」

「ボーイングフォーコロンバイン」「エレファント」と
コロンバイン高校を題材にした映画が作られてきましたが、
その中でももっともリアルということを
パッケージにうたっている作品。

家庭用ビデオカメラをつかった画像は、
少年二人の事件を起こす当日(ゼロディ)に向けて
日々拳銃をそろえたり。
計画をねったり。
といっても、普段と同じ日常を過ごしているように
みえるので、回りの友達は勿論全く異常を気がつかない
そんな姿を映していきます。
最初とにかく画面がぶれるので
(このぶれ方はブレアウッチを彷彿させる。。。)
ちょっと酔いそうな気分。

正直、何故そこまでいってしまったのか
やはり解らないんだよねー。
勿論、根底にいじめがあったということは
語られるんだけれど。。。
「コロンバイン・ハイスクール・ダイアリー」を読むまで
学校の日常の中で、どのようなことが日々あったのか
解らなかった。
といっても、勿論本で語られたことのみという訳では
当然ないと思うのですが。

ソニック・ユースの主題曲だけが
耳にいつまでも残る作品でありました。


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