昨年家の人が試写会に行って、キムタクがどーしても ホリに見えたなんて哀しいことを言っていましたが。 ハウルの声=キムタクなんだけど 気にしないように。。。気にしないように。 で、実際に見たらそれほど気にならなかったです。
予告編で見たとおり、ハウルはかっこよく 思わずうっとりしてしまいましたが、 あそこまで美を追求しているお方だとは ちょっと想像していませんでした。 某出来事でショックで寝込んでいる姿を 一緒に見た人が「マイケル・ジャクソン」 とボソッと言うので、おいおいおい(爆)
奥行きがあり、細部まで描かれている美しい映像。 花畑のシーンは勿論のこと、 ソフィが開けたドアの先に広がる町並み。 本当に綺麗で、夢のような世界。 そして、そんな世界を覆いつくすかのような邪悪な 戦争の影。
ひとつひとつのエピソードや 登場するキャラクタが個性的であり、愛くるしい存在感。 マルクルも可愛いし、カルシファーの強いようでいて 情けない姿もヒンのひねくれたまなざしも。 観ている2時間、現実を忘れさせてくれるのに。
でも、なんでなんだろう。 2時間という、ひとつの作品というくくりにまとめると 全体的に何故かまとまりのない感じになってしまうのは。 物語の枝葉があちこにち分かれていくせい? 物語が前後するせい? 物語は終わりを迎えても、どうにもすっきりしないのは。 雰囲気はとっても好きなのに。難しい。。。
|