あずきの試写室

2005年02月19日(土) 「ハウルの動く城」

昨年家の人が試写会に行って、キムタクがどーしても
ホリに見えたなんて哀しいことを言っていましたが。
ハウルの声=キムタクなんだけど
気にしないように。。。気にしないように。
で、実際に見たらそれほど気にならなかったです。

予告編で見たとおり、ハウルはかっこよく
思わずうっとりしてしまいましたが、
あそこまで美を追求しているお方だとは
ちょっと想像していませんでした。
某出来事でショックで寝込んでいる姿を
一緒に見た人が「マイケル・ジャクソン」
とボソッと言うので、おいおいおい(爆)

奥行きがあり、細部まで描かれている美しい映像。
花畑のシーンは勿論のこと、
ソフィが開けたドアの先に広がる町並み。
本当に綺麗で、夢のような世界。
そして、そんな世界を覆いつくすかのような邪悪な
戦争の影。

ひとつひとつのエピソードや
登場するキャラクタが個性的であり、愛くるしい存在感。
マルクルも可愛いし、カルシファーの強いようでいて
情けない姿もヒンのひねくれたまなざしも。
観ている2時間、現実を忘れさせてくれるのに。

でも、なんでなんだろう。
2時間という、ひとつの作品というくくりにまとめると
全体的に何故かまとまりのない感じになってしまうのは。
物語の枝葉があちこにち分かれていくせい?
物語が前後するせい?
物語は終わりを迎えても、どうにもすっきりしないのは。
雰囲気はとっても好きなのに。難しい。。。


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