韓国の映画といえば、四天王なんて 人気男優の出ている作品が 注目されがちですが、女性陣の作品もなかなか負けて無いぞー と実感させられました。 5人の高校時代の女友達が 学校を卒業することで、それぞれ生活も立場も 変わってくるという現実。 ただ仲良しだけでは、乗り越えられないことをも。 この映画、面白いほど(表現間違ってるかも) 男性が出てきません。 友達の男性が出てくるけれど、あくまで脇役。 5人のうら若き乙女(なのか)が主人公のわりに 恋人みたいな存在がでてこないのです。 で、そこが良かったりするわけです(ロマンスゼロ。。笑)
個性的な5人は、目立つというよりは 本当に等身大。 社会に出ても、なんか満足できないような、 もっといい事、自分に合った事が あるのではないか? でも、じゃあ実際にどうしたいのか どう行動するべきか。 なんて難しく考えると、ちょっと面倒になってしまうような。
子猫も登場しますが、子猫みたいなテヒ演じるペ・ドゥナが かわいいですね。 またモデル出身のジョン(オク・ジョン)の 寡黙ながら、たまににこっと笑ったりする表情は 良かったですねー。 双子のピリュとオンジョは、この映画に出た後 芸名を役のこの名前に替えたとか。すごいなあ。 クラブで踊る二人のダンスは息も合って決まってますね。
正直ラストはあっさりしているような気もしないではないですが、 人生には子猫をお願いしちゃいたい そんな分岐点が誰にでもあるかも。 その時は、良い選択でありますように。
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