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2003年04月24日(木) 両親の結婚記念日

日常のどこか一点を切り取って物語のようにすることばかり考えていたものだから、こうしてひたすら記憶をたどり、それをなるべく忠実に再現することだけに注意を払って文字に刻み付けてゆく作業がこれほど楽しいとは知らなかった。

6時半起床。昨日一日眠っていたせいでついよいっぱりをしてしまい、その弊害で結局これほどの早起きは困難を極めた。しかしJTBという名前を言えば誰でもわかってくれる会社に入りたくないわけはないから海風を感じるりんかい線で天王洲アイル駅まで。昨日のプロジェクトXで「男たちの努力が、通勤ラッシュを救った」とやっていたが、正直埼京線は自動改札を開発していただいたにもかかわらず何の改善もしていませんよ、とトモロヲに呼びかけながら揺られる。

「旅」のどんなところが好きですか、と聞かれて思ったままを答えたけれどこれはだめだな、という時の手ごたえ。「いい話ですねえ」と言われるときは必ず怪しいのだ。一体いつになったらここから抜け出せるのだろう。一般企業の内定が出だす4月、5月ころが自分との勝負なのです、と先生が100回くらい言っていた理由がようやくわかる。今日会った子も生保に内定をいただいているとのこと。母は「いいじゃないその会社」と私が最終に行った小さな会社をたたえている。どちらにしろ過ぎたことは考えない。扶桑社も宣伝会議もこれからなのだ。

先週やむをえず休んだ坪内祐三先生の授業に出席。おお、男前。しかし昨日からの疲れで何故か居眠り、つまらなかったわけではありません。授業の後に「お酒やさん行きますけどお暇なひとはどうぞ」という奇跡的なお言葉を聞くがESがあるため参加できず。非常に口惜しい。立派な人と御飯を食べたり話をしたり、そういう機会はまわりに幾らでも転がっているのだ。しかし、自分がそこに並べるようになるまでには近いようで非常に遠い道のりが待っている。だから履歴書を書く。

メディアワースの雑誌を買うために芳林堂(高田馬場の書店)を訪れ、「どれがそうですかね」と店の方にお伺いを立ててる。「電撃がついてるのがそうですね」「あ、電撃がそうですか」電撃をいくつか買い込む。電撃萌王(でんげきもえおう)、電撃姫、電撃hp、電撃プレイステーション。女の子に耳が生えている。電撃。ああ、この世界に入ってしまったら楽で楽で抜けだせないの分かるなあ、萌え〜って何となく分かるなあ、分かるのか、分かるなんて人のことを簡単にいってはいけない。「分かると頷いたのは分かるような気もしたから」ああよかった。ここでクラムボンの歌詞が出てくる私はきっとポップな女の子だ。

髪の毛が腰まである女の子の後に並んで会計を済ませ、私も腰まで伸ばしたいと思っているけれど私のはカヒミカリィに向かって伸ばしているわけで、電撃姫とは断じて違う。違うのにゃ〜♪♪(@_@)絵文字が書けない。お腹が空いたので初めてモスのディナーを食べてみる。スープ。電撃hpの「夢界異邦人」という読み切りの小説にはまってしまい、すっかり「紅美」の気分。まわりは雪・・・。雪♪ホームページのコンセプトが変化してきた気がする。


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