この日記のRSSは下記のURLになります。
http://www.enpitu.ne.jp/tool/rdf.cgi?id=6723

2003年04月25日(金) 世界は密室でできている

起床は昼過ぎ。言い訳をすれば昨日電話をくれた女の子が
美容師との恋愛と講談社の面接後日談、私は変わっています、ということを3時過ぎまで喋り続けたせいだ。なんてなことを書くとまるで悪口のようだが実は私はみこちゃんの話がなかなか好きである。何故私にわざわざ電話をくれるんだろう、他にもたくさんいるだろうに、と思って申し訳なくなる程。いい子なんだな、根が。いつもキャミソール透けてて谷間が見えてるからみんなが誤解するんだけどさ。男も誤解するから苦労してるみたいだけど。最初は大嫌いだったの。こっちが嫌いと思っていたのに向こうが寄ってきてくれるのは珍しいのな。彼女の話は面白い。

ごはん、カボチャの味噌汁をおかわり、しらす、納豆、サラダ、はっさくは剥くのが面倒。スタジオパークからこんにちは、で秋山仁の話に感動していたら友達から電話。ヨーグルトレーズンはうまいなあ、とだらだらテンションだった気持ちが引き締まる。舞城王太郎「世界は密室でできている」(講談社ノベルズ)がすげえいい、グっとくる。泣ける。読め。明日までに読め。新潮の筆記に通ったこと。受かる、ぜってえ受かる。受からねえでどうする、っつう話。受かる、受かるうかる受かる。ああ、受験の時も唱えてたなあ。「受かってやるわ」ってオーバーオールにリュックしょって自習室に通いながら唱えてた。

昨日買った電撃hpのキャラクター小説がなかなか面白かった。脈を触ると相手の見ている世界に入れる女の子の話。さらにその超能力で他人の心の奥まで行くと人間の心の中にはもう一つの世界が広がっていて・・・という筋だったの。表現はポエマー系で嫌だったけど、と感想を述べる。「そんなに簡単に入り込むなよ、入り込めないもどかしさを描くのが文学ってえもんでありやんしょ」という非常に興味深いレスポンスがあった。ほんと、君はそういう話一つ一つを面接でしたなら内定通知が雨のように降ってくるよ心配ない。私も何かを批判することを覚えようと思った。くらたまが西原理恵子より駄目な理由とかな。

秋山仁の話すればよかった、と受話器をおいてから思った。中学受験も高校受験も大学受験も大学院受験も就職試験も失敗したというバンダナ数学者秋山仁。ひとことで「負けっぱなし」っていうけど、それがどれだけ大変なことかは少しだけ分かる気がした。負けねえ。

ずっと連絡が取れなかったクラスの友達から携帯にメール。嬉しい。嫌われたと思ってた。「就職決まらなかったらディズニーランドで働く。夢の世界から出ない」ははは。笑って、ハピネス提供してよ、あのひとはヒモになったよ、私のヒモじゃないけど。と返信。ディズニーか。テロの恐怖は資本主義夢の国にも。かっこいいディズニー批判をする気はなくて私はミッキーにでもプーさんのふくれた腹にでも甘えてえ。そういえば数日新聞を読んでいないからイラクのことも何も知らない。「日野啓三」が文春の試験に出たのは彼がなくなったからだということに今更気付く。日野啓三、山本夏彦、なくなった偉大な方の本を一冊も読んでいないことに危機感。日野氏の遺作から始めよう。

なんだねてたの? なあループ野郎 どうせあれだろう? 死んだ夢だろう 言い飽きないの? もういいじゃない 今更聞くERA。やっぱり100sよりも好きだ。ひとりで進む中村一義君はとても強くて、何かを抱えていて、それでもひとりで進んでいることそれ自体に私は共感できる。私の憧れののりちゃんが淫乱娘と付き合うことになった、だとか個人ホームページは恥ずかしいのかもしれないと思います、だとかれいこさんは駄目だしされるのが好きですよね、といった内容のいくつかのメールに返信しようと「君の声」を歌いながら思った。

貸してるお金が返ってこない!!とウェブサイトを通してワールドワイドに訴える!!!


 < 過去  INDEX  未来 >


バナナカレーログ [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加