2003年05月21日(水) |
美しい目や鼻や、口がそこについている奇跡。 |
町田康詩集を買ったら巻頭にカラー写真が付してあり、その顔を見るたびに鼻血が出そうなほど興奮する自分を、もはや「面食いではない」と言い張ることが困難になった
将来が不安だ そんな弱音を吐いても将来がどうにもならないことを知っている だからこそ結局拙者はせめて形の上では、なるべく誰にも頼らずに生きていこうと決めたのではないか
レディオヘッドの新譜が出るのを楽しみに、また、彼らが来日するサマーソニックの頃には自分の将来への不安が少しは取り除かれていることを祈りながらスヌーザーを読んでみた しかしトム・ヨークの話になかなか付いてゆけない 帰りの電車、ウォークマンで「OK COMPUTER」を聞きながらこれは拙者が聴いて良いレヴェルの音楽ではないのかもしれない、と自信がなくなり停止ボタンを押してしまう
「日本人は、一体”分かる”ということをどのように考えているのだろうか?分かることに時間をかけてはいけないのだろうか?〜”分かる”ということはそのことによって全く新しい視野を切り開いて、恐れることなく未知の領域に進み込んでいくことなのに、どうしてこうも日本人は、自分の頭で考えて分かることを嫌がるのだろう?」 ウォークマンの停止ボタンを押した後に、先日読んだ橋本治『浮上せよと活字は言う』の言葉たちが浮かんできて、そうだ拙者は勉強すればいいのだ、それだけなのだと思い直す しかし勉強して、トム・ヨークの言葉が本当に分かるのか、理解できても実感できないことは沢山あるよなと一抹の不安
女性ホルモンの作用
上記のような理由で拙者は本日非常に気分が落ち込んでいる。解決法としてロイヤールミルクティを飲んでみるけれどもいつものように可愛いイメージになれぬ。結局こうしてパーソナルコンピュータに向かって誰にとも宛てず文字を打つというところに最大の癒しを求めてしまった。まったくどこかの掲示板と同じ精神病理であることだよ。
これでは華がないので以下、拙者の嬉しかったこともいくつか記しておく。
舞城王太郎氏が『阿修羅ガール』で三島由紀夫賞をお取りになった 拙者が昨日書いた、「ファンタジー、笑い、実験」この三つの要素がすべて盛り込まれた作品だったと筒井康隆氏が選評で絶賛していた 私も数ヶ月前に友人が強く勧めてくれたおかげで村上春樹以来の「好きな作家」を発掘することが出来た 感謝 新潮社ホームページ(今年の選評はまだ)
松尾さん(他、常磐響系セレブリティ)の台所を公開した本が、パチンコ必勝ガイドがメイン商品である白夜書房から出版されていた これから受験予定の会社と自分との接点は、大切にしなければと感じる 特に拙者はパチンコをしないのでな
はなまるうどんで初めて「かけ」ではなく「ぶっかけ」(冷)を食べてみたら大変美味い これで当分飽きずに通えそうだ
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