さいたま市民と鴨 鴨とモスコ モスコとトロ トロとハーゲン 美しき人生に鴨のしこしこは欠かせない 愛想良き面接に落ち愛想悪き面接に通る 力を入れた紙が落ち、だらだら書いた紙が通る みつ目がとおる 結婚案内状来
町田康の『権現の踊子』が今更毎日新聞の書評欄にあり。サイン会も終わり、時既に遅しと見るが、まだミラクルヤング生音演奏会が残りしか。この人を褒めるのは簡単だがこの人になるのがいかに難しいことか。下降の美学を体現するにどれほどの精神的苦痛、非難、世間体の凌駕があるかと考える時、やはり彼にはなれず、彼の妻にも愛人にもプチ愛人にもなれないのだろうと諦観が心に沸き上がる。
「本当にありがとう」という一言に胸打たれ、白昼に泣く。
オオアワガエリという見たこともない草、あるいはあるにも関わらず以て是をストレンジャーとし見ていないことになっている草、のアレルギーに悩まされ、強い薬を服用したため女性ホルモン乱れる。食欲減退により2キログラムの減量に成功。特に痩身したという指摘なし。鏡面外見に変化なし。無為。
若きバンドの何回転んだっていいさをリピート。これではミスターチルドレンではないかと安き自分を嘲笑。何回転んだっていいのか。あるいは。
近日、再び集団見合い有。地獄の果てまで優しき彼は在りや。もはや美しき彼は要らず。鼻については例外。局部愛好。男子手玉計画は断念。断片のプラトニックな快楽で生きる拙者。
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