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2006年08月01日(火) 1年前のメール




こんばんは、バナナです。
昨日は神楽坂のお祭り、たのしかったです。
どうもありがとう。

夏が好きな理由を考えてみたんだけど、
もちろん寒いのが苦手ということ以外に
いろんな不自然な縛りから自由だからかなあと思いました。

外でだらっとビールが飲めるし(場所から自由)
寒くないから歩いても楽しいし(乗り物から自由)
花火もタダで見られるし(お金から自由?)
……
なんか例があんまり思いつかないけど(苦笑)
昨日電車が止まったにもかかわらず、神楽坂まで楽しく歩いたことを
思い出しながら、なんとなーく上記のようなことを考えました。

前に友人が
「○○がないと生きていけない」ってものを
なるべく減らしたいと話していて、
その通りだと共感したことがあったのです。
「化粧しないと外にでれない」っていうのがすごい不自由、と
その子は言っていた。

なんだか分かったような分からないようなことを書きましたが、
あともう一つ。

昨日買った石牟礼道子の本にあったくだりです。

「水俣の患者さんの女の子たちが、死ぬ前に桜の花を見て、
苦しいとも、いやだとも、人を怨むとも、なぜ自分たちがこんなに苦しむのかとも
一切言わないで、
『桜の花が……と言って死んだのです。
子どもに教えられて親はハッとして、
『今は桜の時期ばいなあ』と思って、桜を見たとおっしゃる。
その人たちも死にましたけれども。
人間はやはり、死の間際には、美しいものを見たいのだろうと思いました」

誤読かもしれませんが、
あなたが言っていた、人はどういう時幸せなのかっていう
レポートの話を思い出しました。

なんだか長くなり、ちょっと宗教めいてしまいましたが
(石牟礼道子は、よく「魂」とか「神様」とかいう人なの。
でも、不思議と怪しくない人)

よかったらまた遊んでくださいね。
私は今、伊東に行ってみたいのです。

それとお仕事のお忙しくない時にでも
引越祝いしましょう。
長くなりました。それではまた。



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