罅割れた翡翠の映す影
目次過去は過去過去なのに未来


2002年09月13日(金) 秋雨 缶太郎

十三日の金曜日です。
ジェイソンですネ。
友引なので御同類は引っ張られるやも。
多分僕が一番に、…張り倒して逃げる。



雨。
冷たい秋雨。
寒い雨に打たれると色々なモノがフラッシュバックする。
叫び出したい欲求に抵抗。



『母親の首を絞めた』
とあるBBSで書かれているのを見てしまう。
此処に僕の『母親』が居たら、
黒や零央(中学生)はどうするかな。
殺したくて、殺したくなくて、多分壊れる。

だから、今でも彼女に会うのがとても怖い。
どうにか解決しなきゃとも思うのに、
終わるまで全員無事に居られるのか、と思うと、さ。

話さなきゃいけない。
 皆口をつぐんだままのあの時の、事を。
謝らなきゃいけない。
 そっけなくして、ごめんね。
許さなきゃいけない。
 もぅ、いいから。誰にだって理解出来る事じゃないんだから。



本当は、雨が好きだったって。
雨にずぶ濡れてぼぅっとするのが大好きだったって。
泣き虫な自分を隠してくれるからって。
そのまま押し流して消してくれそうだったからって。

泣けない僕は雨が大嫌い。
隠すべき涙なんか無い。
ただ寒いばかりで温まらない。
ただ、僕の代わりに泣いてくれるから、僕は、



雨に打たれに行く。
寒いよ、畜生。
でも発作で火照った身体に、心地良い。


Jade |MAILBBS

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