橋本裕の日記
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2001年01月01日(月) 謹賀新年

 正月と言えば私の通っていた福井の小学校では元旦の朝は学校へ行って、新年の挨拶をしたものだった。全校朝礼があり、教室で先生から話を聞いた。そして紅白の饅頭をもらった。帰ってきた頃に、年賀状が届いていた。

 今はそうしたこともなくなり、元旦は家族でのんびり過ごすことができるようになった。子供たちも親も思いきり寝坊が出来る。教員の私も学校へ出かけなくてもいいわけだからありがたい。

 もっとも私は寝坊しょうにもできないたちなので、今日も5時からおきて、こうしてパソコンの前に座っている。どんなに遅く寝ても、5時には起きてしまうと言うのが、私の特技?である。

 昨夜は遅くまで、友人にeーメールを書いていた。書きながら、モーツアルトの音楽について知りたいことができて、インターネットで検索をしていた。気が付いたときは12時を過ぎて新年になっていた。

 ここ数年、年の変わり目を、近くの神社で焚き火にあたりつつ、御神酒を飲ませて貰いながら迎えていたが、今年はそうした訳で、パソコンの前で、しかも知らないうちにやりすごしていた。たまには神社に御神酒を持っていこうかと妻と話していたのだが、結局タイミングを逸して意気が上がらず、妻と「寒いもんね」などと襖越しに声をかけあって、今年は初詣はしないで寝ることになった。

 ずいぶんとずぼらな年の明けになったが、まあいい加減で無理をしないのが我が家の伝統である。今年もこのスタイルで、のらりくらりと一年間を過ごして行きたいものだと思っている。

  初春や神社の御神酒を飲みそこね   裕


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