橋本裕の日記
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2007年12月30日(日) 心華やぐ年の瀬

昨日、長女の婚約者のご両親を私たちの家に招待した。それからみんなで木曽路へ夕食を食べに行った。ご両親とも公務員で、お母さんは小学校の先生、堅実な家庭のようだ。

来年7月27日と式の日取りも決まった。式はハワイで行うという。私たちも観光旅行をかねて出席することになる。ホテルのパンフレットを見ながら、どこにしようかと、来年の話に花が咲いた。

27年前に、両親と妻の家に結納を収めに行った日のことを思い出した。私たちの新婚旅行は金沢だった。結婚したあとも、私の2Kのアパートでつつましく暮らした。そして二人の娘が生まれ、私にも新しい家族ができた。

娘たちは駅の近くにあらたにマンションを購入して住むという。そのマンションも向こうの両親と一緒に見に行ったが、若い二人には少し贅沢のように思った。頭金もほとんどなしで買うのだという。

私たちは結婚してせっせと貯金して、家を買うための頭金をためた。もっともバブルのときで、住宅価格はうなぎのぼり。結局は名古屋市に家を持つという夢は逃げ水のように逃げていった。

そして18年ほどまえに一宮市のはずれに建売の家を買った。しかし、ここには田畑があり、空気や水がうまい。木曽川のほとりをのんびり散歩もできる。しかし何よりもうれしいのは、この家で家族4人がなかよく暮らし、今日の日を迎えられたことだ。

(今日の一首)

 張替えたま白き障子に囲まれて
 年の瀬迎えこころ華やぐ


橋本裕 |MAILHomePage

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