anxious for Heaven

鳥かごなんて、最初からなかった。

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2004年03月06日(土) 再び、がくぜん。
今日はチャットのオフ会で
いろんな人に会って
いろんな人と話をして
すごくすごく楽しかった

お酒はほとんど飲まなかったし
食べるものもあまり食べていないけれど
それでも話ができるだけで楽しかったんだ

初対面の人と仲良くなったり
予想に反した人がいたりして
笑って笑って笑って

だけど二次会では
冬寿と一言も口を聞いていない

隣の席に座っていたのに
こっちを向いてもくれなかった

帰り際に写真を撮っていたら
冬寿は別の女の子と肩を組んでいて
写真は残るもの ずっと残るもの
そうわかっていながらも
そんなことをする彼のことが
わからなくなった

その女の子は
二次会の間中ずっとずっと
彼と喋っていた女の子だった

なんだか無性に腹が立って
帰りの電車では一言も口を聞かず
酔ってふらつく彼を黙って支えていた

ホテルに戻ってから唇を求められた
それを冷淡に突き放した

結局長い長い話し合いをして
落ち着くところに落ち着いて
抱き合って朝を迎えてはみたけれど

心の中のモヤモヤは晴れない。


その女の子は、冬寿と特に仲の良かった子で。
それを思うと、嫉妬するどころの話ではなかったんです。
呼んでも呼んでも気付かず無視される状態に嫌気がさして、席を移動。
『冬寿キライ。呼んでも無視するんだもの』
そう言って、仲のいい男の子にずっと訴えかけていた。
だけど、そうやって私が席を移動したことにも彼は気付かなかった。
あてつけにも何にもならなかった。
そしてその夜、彼が寝てしまったあと、背中にすがりついて泣いていた。
もう振り払ったりしないから、そう言っていた彼だけど
背中で泣かれるのが嫌だったのか、無意識煮だったのか、
振り向いて突き飛ばされた。
そしてまた背中を向けて寝てしまった。
二夜連続。これは痛かった。
結局…目が覚めたときに軽くその話をしたら、また謝罪されたけれど。
寂しかったの、明日、離れてしまうと思ったら、寂しかったの。
話なんて聞かなくていいから、抱きしめて欲しかったの。
寝てていいから、せめて、隣にいさせて欲しかったの。

一緒にいられると思ったのは
たぶん、間違いじゃない。
written by:Kyo Sasaki
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