anxious for Heaven

鳥かごなんて、最初からなかった。

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2007年01月12日(金)
どんなにその気はなくとも悪気もなくとも
それは私たちの在り方を全否定しているのです

自分の周りの、取るに足らないような狭い世界だけを見て
その世界以外の全ての人間を、自分の定義に関連づけるような
愚かなことは辞めて頂きたい
今迄に知らない世界も確実に拡がっていれば
今迄の定義に当て嵌まらない人間も確実に存在するのです

私には、逃げているだけにしか思えない
自信のなさや魅力のなさを全てある一点にだけ押しつけて
逃げているようにしか思えない
真実がどうであれ、そう見る人もいるということは識ったが良いと思う
そしてそう見るのは、単数だとは限らないことも

自分の外の、自分の定義外の世界を否定するが故に
自信のなさと裏腹の自負心だけが肥大して
自らを否定されることを決定的に拒んでいるようにも思う


安直に喧嘩を売って頂けるのであれば
私はそれを喜んで買うと思う
そして自信がある
相手を負かす自信が
それはきっと経験に裏打ちされた自信なんだろう

これが単なる一時的なものであるコトを願う
永続的にそういう観点からしか物事を捉えられないような
そんな人間であって欲しくはない



比較するのは意味なんてない行為だけどね
『何コイツ、ヌルいコト言ってんの?』
そう思うことってあるよね、と昨日の電話
電話相手は、年上の友人
ある意味私達は一時期、行き着くべきではない場所にいて
(それも一度二度ではなく、短期間でもなく)
そしてそこから這い上がってきた『叩き上げ』の仲間だ
彼女は今特技を活かした職業に就き、忙しく駆け回っている
交友関係も絶えない
私には新しい家族が出来
こうして長閑に毎日を送っている
お互いが『その場所』に何度も舞い戻ったとは思えない程度には
よく笑い、よく喋り、驚くべきことに、周囲に受け入れられている
『その場所』にいた時期も姿も通して、ありのまま
私達は本来、他人よりキャパシティが大きいのかもしれない
キャパシティは人それぞれに違うものだから、単純比較は出来ないが
遥かに重いと(一般的には)思われるものを引きずりつつ
それでも自分がそれを認め、しかし妙な気負いもなく生きている

時々お互いの知らない間に、とんでもなく過酷な状態になりながらも
ふっと連絡したときには、それを笑い飛ばせるような
そんな生き方をしている
それを受け入れる人がいて
それを愛してくれる人もいる
そんな世界だってあるのに、何くだらないコト言っているんだか


そんなコトを思った、昨夜


特筆すべきは、その友人の言った苦笑モノの一言


私単体でもイケるけどさぁ
私達でタッグ組んで本気出して喧嘩したら
喧嘩相手をもう、一生
くすりとも出来ない人生に叩き込めるよねぇ
しかも私達、普通に素手でも武器使っても強いけど
(これはお互いの特技?を踏まえた発言)
相手を叩き込むのに、武器も手も要らないよねぇ

…姐さん、怖いです!
でもうなずいた自分も怖いですw

一緒にいられると思ったのは
たぶん、間違いじゃない。
written by:Kyo Sasaki
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