「ガムを食べた。」 DiaryINDEXpastwill
2001年10月25日(木) 俺がいかに最低の奴か2

なんか考え出しちゃったよ。。。
眠って忘れるか気が済むまで書ききるか。

寝るw

12時間も眠った。

要は訳もなく人間がとても怖いってことなんだろう。
思春期の頃から感じてたことだ。
10代の頃は親のせいだと思っていた。
でも今は違う。原因はわからないしどうでもいい。
親の育て方、その他のトラウマ、DNAに刻み込まれたもの、霊にでも憑かれている。
たぶんその全部だ。

田舎の元地主である家系。
数代辿ればその前は名前も出自も分からないって程度の小さな地主だ。
それでも、時代が変わってもはや根拠を失ったそのプライドを捨てられず、
根拠がない故に、ただ守るためだけに守るという保守性を持ち、
少し恨みがましい排他性を持った家系。
その血には、単純作業をただひたすら延々と続けることができるという勤勉さと持久力の遺伝子が流れているんだろう。
そんな家の長男として生まれた人間。
親にもDNAにも霊にもとり憑かれているんだろうけど、それがどうして人への恐怖感になるのかはわからない。

ただ、人と関わっていくと無意識に何かを要求されているような気分になる。
そして条件反射的に自分はその要求に応えられませんよ、という態度をとってしまう。
それが現実の俺のパターンだ。
友達に対してすらもそう感じ、そういう態度をとってしまうってことだ。

それなりに厳しい親に育てられて親からの要求にどこかびくびくしてた俺は、
高校受験の時にそれを断ち切ろうと思った。
このままこの人達の要求に応えようとして良い高校に入り、良い大学へ進み、
良い会社に入ったとしても、25くらいで死にたくなるだろうと思って。
親だろうが友達だろうが、対面しているときには、まるで自分が鏡にでもなったのかと思う程、自分の考えが全て消えて相手が言う事を全て受け入れようっていう心理が働くことにも悩んでいた。

高校には入学したものの、すぐに教室では孤独になり、勉強にも付いていけなくなった。
昼間は休み、夕方に部活だけ出る日が続いた。
中3の時に県のクロスカントリースキーの大会で入賞したので、スキー部にかなり誘われていたけど、そういうのが全部うざかった俺はラグビー部に入った。
でも結局、せっかく心配してくれていた部活の友達にも一切の相談をせず、高校中退。
いつか、街でその中の1人と顔を合わせたけど、彼は下を向いてちょっと辛そうに無視してすれ違っていった。当然だと思った。

キーワードはマイペースだった。
とにかく人から何となく感じ取ってしまう要求は全部無視して、主体的に自分で自分の行動を決めるんだと思っていた。
自分てものを探そうと。
んなもんついに見つからなかったけど。
俺のはマイペースじゃなくて、コミュニケーションを遮断しただけだから。

自分の言葉で話そうと思っても何も出てこない→人に合わせる→
なんか違うと感じる→自分を見つめ1人思い悩む→何も見つからない→
人に合わせてみる→なんか違うと感じる→自分の中に篭る→何もない。

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