日記...マママ

 

 

- 2004年06月01日(火)

小学生が小学生を殺した、ということが大きく報道されている。

テレビで「○○さんと11歳少女の間には何があったのか」というようなことばを聞くたびに憂鬱な気分になる。
こうして両者が横一列に並べて報道されていて、そして名前が明かされるのは被害者だけだ。

本当におかしいと思う。

加害者の名前も明かせ、と言ってるわけではない。他国と比べて甘すぎると思われることの多い日本の刑法だが、加害者の人権尊重をあくまで重視する点で優れているほうじゃないかと私は思う。刑法に特に通じているわけではないんですが。

それなら、被害者の立場も同様に守れよ、と思う。
加害者のほうが被害者より守られている、という問題については、加害者保護のレベルを下げるのではなく、被害者保護のレベルを可能な限り引き上げるべきなんじゃと思う。


この事件も悲惨だが、母親が女子高生の娘を刺して自分も自殺しようとした、という事件も、本当に居たたまれない気持ちになった。
「姉が刺された」と通報したのは12歳の次女だ。12歳だよ。
安易な同情心なのかもしれんが、刺された子も、通報した子も、どんな気持ちだったのだろうと思うと涙が出てきてしまう。
母親もまさかこんなことになると思って子供を産み育ててきたわけではないのだろうし、よほどの事情があったのだろうけれど。
多分、どんな事情があったにしても、私はこの母親に同情することはできないと思う。
ひどすぎると思う。


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