Love Letters
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2003年06月01日(日) 別れの予感


 「小夜子が別れると言うなら

  俺はどうすることもできない。

  全て小夜子の気持ち次第だよ。」



 「あなたは、ずるい人ね。」



 私達は、

 もう終わりかもしれないと思います。



 私達は、今まで

 結婚については触れずに来ました。

 私は、もう誰とも結婚しないと

 あなたに言ってきたし、

 あなたも私と

 結婚をゴールにしない恋愛をしていくつもりでいたと

 思います。



 だから、あえて、

 そこに触れる必要はなかったのだと思います。

 お互い、

 将来的に一緒に暮らそうなどとは

 思っていなかったのですから。



 それなのに、

 何故話がそこに辿り着いたのか…

 

 あなたは、

 「小夜子が、結婚できる相手だったら良かったのに。」

 と言いました。



 初めて聞いたあなたの本音です。

 あなたの言葉がこれだけだったなら、

 私はこれほど傷つかずにすんだと思います。



 あなたは、こうも言いました。




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 あなたはそんなつもりはなくても、

 私は自分自身が否定されたような気持ちになりました。

 受け入れられないなら、

 私個人を受け入れられないと言ってくれた方が

 どんなに良かったでしょう。

 会ったこともない、

 今後会う予定もない子供達を

 拒否するような言葉を聞いて、

 私は憤りすら覚えました。



 私達は、

 二人とも

 誰かに支えられたいと

 願っているのかもしれません。

 二人を強く惹きつけたものは、

 其の時、それぞれの人生を曇らせていた

 孤独や悲しみで、

 一筋の光を与えてくれる相手を

 束の間、求めたに過ぎないのかもしれません。



 晴れ渡る青い空が

 ずっとずっと向こうまで見えると思ったのは錯覚で、

 癒されることになかった

 互いの孤独や悲しみは、

 そのまま残っている…



 あなたの正直な気持ちを聞いて、

 自分の正直な気持ちにも気づきました。

 私を愛してくれる人は、

 私の子供も愛してくれる人であって欲しいということです。

 そうでなければ、

 私はその人を愛せないでしょう。



 このまま会わずに

 別れてしまった方が楽なのか、

 きちんと会って

 話し合って

 お別れすべきなのか

 気持ちの整理がつきません。



 どのみち

 一緒になれる二人ではなかったのだから、

 別れなど悲しくなんかないと

 最後まで強気でいたいと思います。

 疲れ切って、数日泣きはらしたら、

 効果的なダイエットになるかも。



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小夜子

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