French Wolf の日記
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水曜日。
昨晩はテレビを見ながら、1 階の茶の間で眠りの世界に誘われてしまった。朝例によって、NHKの連続テレビ小説を見る。今日は、妹夫妻とその子どもたちが横浜からはるばる石岡まで来日 (とにかく、やってくるということである) するということで、とりあえず祖母の家に戻ることにした。
昨日は雨の降る中、鹿島鉄道というものすごい電車にのって自宅まで来たため、帰るといっても、自転車でキコキコ帰るわけにはいかない。というわけで、再び鹿島鉄道に乗って、石岡に戻ってきたのである。
妹夫婦が喜びそうな食べ物を買いに母は近所のスーパーまで出かけた。俺は、昨日のごり押し無理矢理根性で頑張ってしまった仕事のせいで、半ば心神喪失状態。今日が納期だったのだから、別に朝一番ではなくてもよかったのだが、性格的にできるだけ早く仕事を終えて遊びたい、と思ってしまうのである。
そうそう、子どものころの夏休みの宿題も、日記以外は 7 月中に終わらせる、というアンチかつおタイプの少年だったのである。が、いつのころからか、大学生にもなると途端にその性格も変わり果て、締め切りギリギリにならないと、何もしない子に成長していた。まぁ、仕事の世界に入って、納期を守るということは、社会人として常識とも言えるし、自分のような職業の場合、信頼関係にヒビが入りかねない。神経質になって当然かもしれない。
そして、ついに妹夫婦がやってきましたよ。1 時ごろ。こっちは、12 時過ぎからテーブルの上にいなり寿司 (俺はあまりいなり寿司が好きではないのだが、なんとなく目出度いような出来事には文化上欠かせない一品なのかもしれない) と太巻き (これまたあまり得意ではない代物である。が、なんとなく目出度さを感じさせるものがあるじゃないか)、メンチカツにコロッケ (これらは OK なものたちである) が鎮座ましましていたのである。
彼らを見るのは実に 3 年ぶりくらい。結婚前の挨拶に 2 人揃って新宿のマンションに遊びに来て以来のことである。甥っ子たちにもはじめて対面した。
長男は、雅博くん。1 歳と 7 ヶ月。人見知りが激しい。が、ときおりこっちをみてニタ〜と笑ってみたりする。愛嬌があるんだか、ないんだか、よくわからないヤツである。なんだかつねに千鳥足で、見ている方が危なくて恐くなってしまう。結構転ぶ面白いやつで、そこら辺で頭をぶつけたり、転んだ利しても泣かない。将来ガキ大将になりそうなタイプである。我をとおす性格がもうすでに形成されているのかもしれない。
次男は、雅貴くん。生後 4 ヶ月。こちらはいたって控えめ。おしめの交換時期 (こう書くと何かのフィルターみたいではないか!) とごはん、眠くなってきたとき以外は泣かない、おとなしいタイプである。長男は俺が抱っこすると泣き始めるが、こっちの次男はわりと肝が座っているというか、誰が抱いているのか分かっていないのである。
いずれにしても、二人ともお父さんそっくりの顔つきである。まぁ、このページは妹夫婦が呼んでいるわけではないので大胆にもなれるが、義理の弟 = 妹のご主人さまは、高橋克典崩れである。まぁ、一部の人からすればハンサムなのだろうが、やっぱりそこは本人には及ばない。そこそこな顔つきの赤ちゃんである。今後の愛想がよくなって、お友だちになれれば嬉しい、といったところか。
妹夫妻が祖母のお見舞いに出かけると、今度自分は夜の食材を求めて (もちろんこれにはアルコールも含まれる。ちょうどビールが切れていたのである)、買出しに出かけた。自転車でもちょっと時間のかかる場所まで、すっ飛ばし、から揚げ、刺身、ビール 1 箱 (24 缶入り)とキャベツを買って来た。途中、病院から祖母の家に戻ってくる妹夫婦 + 叔父の車にすれ違った。
まぁ、子どもははしゃぐはしゃぐ。といっても、長男の雅博だけである。次男は、寝たきり幼児。ミルクを飲んで、寝ていれば幸せという分かりやすいヤツである。
夜はちょっとした宴。今日はみんな疲れているだろう。
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