タカシは公園の外灯の下に立ってなにやら作業っぽいことをしてるショウタが見に行ってタカシの手元をのぞきこんだ「ひぇっ、マジ?」ショウタの声につられてぼくとナカヤンも走って見に行くタカシは20本くらいのロケット花火を草の茎みたいなものでぐるぐる巻きにして1つに束ねてるとこだった「それ、ヤバイよ…」ナカヤンの声が震えてるタカシはニヤッと笑いぐるぐる巻きの最後をきつく縛ったぼくはチャッカマンを持つ右手が湿るのを感じたチャッカマンを左手に持ち直してTシャツで右手をふく