あたいには、やっぱりどうしてもあきらめきれない夢があります。 やっぱりやっぱりどうしても旅館、ホテルで働きたいのです。
今日もまた、しみじみ、思いました。 今日私は着物や宝石、呉服、毛皮などを売っている結構大きいお店の 面接に行きました。
「どうしてやりたいと思ったんですか」 という問いに、 「着物や宝石など、高価なものを扱う所はそれだけお客様を大切に扱うのだろうと 思ったので、その接客を学びたい」 と、答えたんです。 もちろんそう思ったので。 それと、自給がいいから目がくらみました。 ・・・・・・というのは伏せておくとして。・・・・・・まあまあ。
そしたら!なんて言ったと思いますか、面接官のオバチャマは!!
「いくらお客さんだからってねぇ、そんなかしこまっちゃったら舌がもつれちゃうからねぇ、 そんなに固く考えないでダイジョウブよ、ここは田舎だしさ」 ですって!ですってよ、あなた!
い、いいのかよ、い、い、いいのかよい、い、い、い、
いいのかよおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!
っこれだから田舎はいやだ!!! 藤枝に引っ越してきてからというもの、銀行ですら、タメ口ですよ。 お客に対して。 様々な企業の電話口の人もそう。 田舎には、田舎の対応を、なのかもしれない。 あのねー、そうだよねー、うん、うん、て話せば親しみは沸くし。 田舎の人を田舎の人が対応するから、こうなったんだ。 これが、どうしても許せない、慣れない。 ちゃんと仕事は仕事にして、と怒りを込めて思います。 タメ口きかれて腹が立っているのではなく、客を客として扱うプロ意識を持って仕事してない事に 腹が立つのです。
今日行った着物屋さんの面接官の言葉もそう。 もうね、なんか、ガッカリ?っていうんでしょうか。 いくら商品を売って利益をあげる商売でも、お客様に対するサービスを忘れちゃいけません。 サービスはモノじゃないし、形にも残らないけれど、立派な商品です、 ブランドですよ。
マックのスマイルが極論、ですよ。 マックのスマイルはそういうことを言いたいんですよ。
消費者側に、〜私達はサービスであるスマイルを商品としています〜 といいたいのではなく、 マックで働く従業員に、〜サービスも立派な商品だ、心しなさい〜 と伝えようとしているんだと思います。 いや、そうであってほしい。 裏の研修で言うだけでなく、表だったお客さまの目にも見えるところにそうかざし 徹底してやらねばと従業員に意識させる、という意味の方があるような気がします。
私がもしマックの経営者だったら、スマイル0円と出す理由は、 従業員にしっかり意識を植える為にです。
お客様に対して誠心誠意尽くしたら、そこの商品を買いたくなる。 また行きたいと思うようになる。 人とはそう言うものです。 すぐに商品の売上につながらないとしても、人は集まってきます。 評判が出来ます。 特に今の不景気の中、モノだけで争おうと思ったら 大企業が年月かけて開発した、話題性、そして機能性がある超目玉商品や、 中小企業が思いきって賭けに出て開発した、規模的には中くらいだけど うまいぐあいにあたった商品、ぐらいしか(だけとはいいませんが) 秀でて他者に勝てる商品を出すことは難しいんじゃないでしょうか。
私の発想が乏しいせいもありますが、 「モノ」だけに執着して開発していくことは、 だんだん難しくなっているように思います。 違うかなぁ。
とか、最近おぼつかないながらも経済の勉強するようになって そういうコトを思い始めました。
なんつってえらそうだけどさーーー、 今って、モノがよくて買う、という世間ではないんじゃないですか。きっと。 どこの企業もたいていはどっこいどっこいの背比べなのでは?
だからですね。 これからはサービスの時代なんだぞと! あたいは声を大にして言いたかったり言いたくなかったりするわけなんですよ。 どっちだよ。 サービスの質と、その提供のしかた。 つまり、
サービス性、独自性、話題性、(話題性はちょっと別か。)が必要とされる時代なのではないかと、 思っている次第で御座います。 それのあとからモノがついてくる、なんてのがこれからの時代 増えるのでは・・・・・・
はぁ・・・・・・
あー秘書くん、コーシーをくれんかね、コーシーを。喋りすぎて喉が乾いてね。 はい、かしこまりました。お砂糖はどうなさいますか。 あー、ひとつ、たのむ。 (秘書くん、コーシーをお出しして下がろうとする、が、部長の耳元で) あっ、それと部長、コーシーではなく、コー、ヒー、で、ございますよ。くすッ
・・・・・・えーーーちなみに、この部長と秘書くんは間違いなくデキてます。
・・・・・・まあまあ。 そんな小噺も交えながら(小噺なのかよ)お送りしてきた初歩的経済論ですが、 どこがだよ、とかそういう大人気ないツッコミはなしで あーえー、もとい。そんな経済論ですが、 まったくの、あたしの中だけのデタラメですので・・・・・・。 ひとつその辺は肝に命じてよろしく。 なお、苦情は一切受け付けません。募金は受けつけます。
あ、すっかり忘れていましたが、そんなわけで サービスの極地である、ホテル、旅館で働いてもっと勉強したいと思ったのでした。 そう、それがいいたかったんだってば。ば。 (まぁちょっと内容からズレがありますが) ホテル、旅館はサービスこそが、その商品だから、大きい規模になればなるほど 有名になればなるほど、サービスの質も高いのでしょう。一般的にね。(例外もある。ていうか知ってる) そこで得たサービスの心は、どんな仕事にも大いに役に立つでしょう。 と、私は勝手に思い巡らせております。
・・・・・・りんごを食べながら書いていたという、 このしゃりしゃり的さわやか感は感じていただけましたでしょうか。
そんなわけでサービスについてもっと語りたいところですが、 終わらないかもしれない、という迷惑極まりない可能性があるので 今日はここまで。
じゃーん、けーーーん、ぽーーーん。
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