2003年05月26日(月) |
今日は銀紋普通酒のビン詰でした |
6時起床。今日は午前中、銀紋(普通酒)のビン詰です。
週末にビン詰用の待桶に移動してあった18.2%の原酒に加水して、15.5%までアルコール分を落します。
加水後撹拌し、30分放置してサンプルをとりアルコール分を確認。いくらおおざっぱな専務さんでもこれだけはキッチリやります。
実は、年に1度市販酒調査というものがあり、税務署さんがお金を出して小売屋さんで各社の代表的な商品を買い上げ、アルコール分、日付、法定表示、品質などを検査します。
酒税法により1%ごとに酒税の額が異なってきますので、特にアルコール分のチェックは厳密です。分析値と表示が違うときには蔵元さんまでおいでになって、なぜそうなったのか帳簿をチェックすることもあるので油断できません(まあ、よっぽどルーズにしないかぎりそんなことはないのですが)。
社員さんパートさんがそろった、9時からビン詰め開始です。5月も末となると、従来タイプのレギュラー清酒の出荷は減ってきますので、最盛期の20〜30%少なめでちょうどよい位。お昼までかかるビン詰も、正午まで時間を余して終了しました。
花見や観光、お祭りなど春の需要期がおわり、ゴールデンウイークが終わると、日本酒の需要も一休み、とはいうものの、今年の落ち込みは異常です。がんばって生酒を売らないと、昨年の数字をクリアできません。がんばらなければ。
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