2003年06月24日(火) |
今日は銀紋のビン詰めでした |
午前中、銀紋普通酒のビン詰めでした。
これからどんどん暑くなるので詰口本数は800本程度、これでまあ1ヶ月分くらいでしょうか。日本酒メーカーにとって、2月、6月、9月は需要が中途半端で、売上に苦心する月の代表です。
銀紋はいわゆる晩酌用の酒なのですが、原料米は金紋本醸造とほぼ同じ米を使い(やや加工用米の量が多いくらい)、麹はすべて玉栄、オール精米歩合65%で、白米1000キロあたりの100%醸造アルコール添加量が200リットルと、このクラスのお酒としては、かなり原価の高い酒を入れています。
ところがどうも最近売れ行きがよくありません。お客様がもっとお安い酒に浮気しておられるのか、焼酎を飲んでおられるのか、飲酒の取締りが厳しくなったから飲む機会が減ったのかよくわかりませんが、弊社の売上のかなり大きな部分を占めるお酒の売上が減っていくのは、ボディブローのように経営に響いてきます。
純米酒や純米吟醸酒の生原酒が好調とはいえ、銀紋でへこんだ売上の穴を埋めるのは並大抵ではありません。はやく梅雨があけて夏本番となり、生酒がどんどん売れればよいのに。
月末を前にグチをこぼすほろよいです。
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