海津ほろよい日記
湖畔の酒蔵 ほろよい社長の日常

2003年07月07日(月) 酒の会議 3連チャン

午後2時〜4時 今津酒造組合で、月1度の定例会、『湖西5蔵元セット』の販売状況や、宣伝方法、今後の展開について議論。

せっかく地元のお酒を組み合わせたギフトセットを去年のお歳暮と今回のお中元に発売できたのだから、もっともっと地元小売店さんに地酒に興味をもってもらい、お酒のプロとして消費者さんに地酒をもっとすすめてもらうように、歳暮シーズンまでになにか勉強会みたいなものを企画してはどうかという意見がでました。

でもねえ、企画はいくらもいたしますが、どれだけおいでになるやら。悲観的になるほろよいです。

がんばっている蔵元さんと、地酒に興味がある消費者さんがいても、それを結びつける、「プロの知識を持ち」「やる気と実行力がある」卸会社さん、小売屋さんのなんと少ないことか。

5時〜6時 びわこホテルで「チーズと日本酒の会」の打ち合わせ。小川酒店さんとチーズプロフェッショナル和泉さん、広報担当の幡さんと。

和泉さんとは初対面ながら、なかなか気さくでお話のうまいお嬢さんで、チーズ談義、酒談義に花が咲きそうな予感。楽しみです。

ほろよいの印象なのですが、これまでナチュラルチーズは、日本国内では非常に若い状態で販売され、完熟したチーズが口にはいることはあまりなかったような気がします。完熟したチーズ、完熟した日本酒の絶妙のマッチングを実現させたいと思います(今津の会議が遅れたもので、他の3人さんにはお待たせしてしまいましたごめんなさい)。

6時〜9時 大津「八景館」にて滋賀県旅館組合青年会の役員会に滋賀県酒造組合連合会需要開発委員長としての立場で参加し、懇親会にて幹部役員のみなさんと懇談。

秋以降の旅館組合青年会の事業に、地元の清酒メーカーの組合としてどのように参加できるか、また滋賀県の地酒について旅館組合のみなさんにもっと理解を深めてもらい、最終的には、ナショナルブランドの酒ではなく、もっともっと地酒をお客様に提供してもらいたい、そういう思いを役員の皆さんにお伝えいたしました。

おみやげがわりに、近江銘酒蔵元の会の「全蔵元20本入りセット」を持っていったのですが、これが大好評。旅館組合の8人の役員さんはいきなり全部キャップをあけて品評会の開始です。

それぞれが自分なりに(的を得ているかどうかは別として)、それぞれのお酒の評価をし、美味しい順にビンをならべていかれる人がおられます。たちまちのうちに自分の好みのお酒を何本かみつけそれ専門に飲んでいる人もおられます。

このへんの屈託のない味への好奇心はやはり、料理の世界に生きておられるからでしょうか。この日はビールよりもお酒をたくさん飲んでもらった懇親会でした。
























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