海津ほろよい日記
湖畔の酒蔵 ほろよい社長の日常

2003年07月27日(日) 出穂(しゅっすい)

ようやく梅雨が明けたそうです。

朝は曇っていましたが、10時頃から夏の日差しが差し込んできました。まだ少し雲がうかんでいますが、いよいよ夏本番の気配です。ほろよいの蔵のまえにある、湖畔の大ケヤキからは、蝉の鳴き声が聞こえてきました。これから順調に暑くなってくれるといいのですが。

もう数日前より、マキノ山田錦の近くの早生品種ハナエチゼンの田んぼでは出穂(しゅっすい)が始まり、稲の花が咲いている田んぼを見ることができます。

せっかく咲いた花が低温と雨できちんとした生殖活動(受粉)ができないと不作になっていしまいますので、すべりこみセーフで梅雨が明けたというところでしょうか。

今後の気温推移が順調であれば、出穂して約1ヶ月くらいで収穫がはじまります。8月20日すぎにはコンバイン出動となるでしょう。

これに比べて、マキノの山田錦はまだまだ生殖期ではなく、自分の体を大人にしていく成長期の最中です。この調子だとお盆から20日すぎ位の出穂になるでしょうか。

とにかくもうこれで冷夏は勘弁していただいて、順調に暑くなってくれることを祈るばかりです。


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