隣町の蔵元さんの会長さんがお亡くなりになり、御葬式にいってきました。県内では吟醸酒醸造のパイオニア的な存在で、すでに全国区の蔵元として評価の定まったお蔵なので、取引先や、同業者など多くの参列者がおいでになっていました。12時からの告別式ということで、日が照りつけ残暑厳しい中での葬儀となったのですが、出棺の際、晴れた空からいきなりパラパラと雨が降ってまいりました。強く降るわけでもなく、まるで死者を悼むような雨の降り方はまさに「涙雨」。天が泣いているような風情でした。