「ひやおろしの会」の当日です。 当日キャンセルもなく18名が参加、岐阜県からのお客様も2名おられました。
14BYのお酒各種に、11BY、12BY、13BY、14BYの大吟醸を垂直にのんでもらったり、みぞれ酒や、吟ハイ(吟醸生酒のすだちジュース炭酸割り)をためしてもらったりして、実際に飲む立場の人の意見がいろいろ拝聴できて参考になりました。
宴会がはじまり座がもりあがってくると、このお酒はこうしたらもっとうまいんじゃないかなどと名案(迷案?)があれこれ飛び出し、古酒をお燗したり、アイスクリームに10年古酒をかけたりと、なんとも前衛的な酒の会に発展しました。
あっというまに3時間半余りがすぎ、皆さんおみやげを持って御機嫌でお帰りになりました。
実のところ、自分からお客様にむかって「イベントをやるので蔵にきてください」といったのは、今回がはじめてなのです
蔵見学の受け入れは以前からやってきましたが、外からの働きかけに対して、どちらかといえば受動的に対応してきたといえるでしょう。
10数年間も酒造組合のイベントを企画しながら、自分の会社のイベントはこれまで積極的にやってこなかったのはテレがあるからでしょうか。
大治郎あたりにいわせると「吉田さんが社交性がないなんて信じられん」などというのですが、本当のところは、ほろよいはシャイで気の弱い人間なのです。
さもあらばあれ、好評のうちに終了した「ひやおろしの会」。調子に乗って来年3月くらいに「新酒を楽しむ会」を企画いたしましょうか。
その時分には「酒造りダイエット」ですこしはスマートな専務になっているかもしれません。乞う御期待!
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