11月にはいって、やっとお酒の味がのってきました。
近頃は8月末くらいから「ひやおろし」の商品案内がはじまりますが、ほんとに熟成して味わいに幅がでるのは、10月後半から11月にかけてだと、個人的には思っています。
9月というのは日本酒が最も売れない月のひとつなので、販売戦略上、「ひやおろし」という季節限定商品を投入し、すこしでも市場を活性化させねばならないのはわかるのですが、いかんせん9月では若過ぎます。
ほろよいも毎年出荷時期を迷うのですが、10月半ばくらいから出荷しはじめます。
でも、そこそこ回転しているなあと思うのは11月にはいってからで、近頃の消費者さんは、よくわかっていらっしゃるなあと感じます。
11月に入り気温も下がり、鍋物が恋しくなります(TVCMでやたらにシチューのコマーシャルがはいるのも10月、11月ですね)。あつあつの鍋物と、あじの乗ったキレのよい辛口の「ひやおろし」は晩秋の醍醐味といってよいでしょう。
美味しい秋の食材がはいったときにぜひお試しください。
できれば、そんな暖かい御家庭の食卓風景を、竹生嶋のボトルと一緒に写真にとっていただき、「竹生嶋で乾杯キャンペーン」に御応募いただきますとありがたく思います。
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