2004年02月18日(水) |
壬生(みぶ)をうろうろ |
ちょっと訳ありで五条御前通の京都市立病院へ
府立医大病院や京大病院にくらべるとこじんまりとしていて、スタッフがそんなに威張っていないのがいいですね。
ちょっと耳の遠い、マダラボケっぽいお年寄りのグチにも丁寧に対応されていたドクターがいて好感がもてました。
病院の食堂で650円なりのトンカツ定食をとって、予約時間の1時15分まで小1時間あったので、病院のまわりを散歩です。
快晴で、気持ちのよい風も吹いていましたので、のんびりと碁盤の目を北へ西へと「平安京エイリアン」のようにあてもなくぶらぶら。地番表示をみると「壬生○○町」とあります。はてさて「新選組!」のみなさんが百数十年前に闊歩していたのはこのへんであるかと変に感動いたしました。
予備校時代京都に住み、予備校と下宿の間を自転車で往復しておりましたので、町並みが懐かしく感じます。
昔にくらべると、新建材の住宅や妙にひねこびたデザインの住宅が増えましたが、さすが京都、昔からの町屋も健在です。瓦の葺き方や、格子のデザインなど、よく見ると古都の趣を感じます。
厄除けの「鍾馗(しょうき)」さんの鬼瓦が屋根にかかげてある町屋も、散歩している1時間ほどの間に3軒見つけました。
他にも、「電気温泉」(いかにも感電しそうで、肩こりにはききそうなネーミング)なるネオン看板をかかげた銭湯や、「ドロボー屋」と名乗る服屋さん、生湯葉カレーなるものを供する食堂(夜は居酒屋になるらしい)などなど、ちょっぴり怪しく朗らかな昼休みの散歩でした。
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