2004年03月11日(木) |
今津酒造組合 新酒きき酒会 |

本酒造年度の仕込みの総決算となる「きき酒会」がひらかれました。
このきき酒会は、取引先や消費者さんを対象としたものではなく、あくまで蔵元が新酒を持ち寄って、相互にきき酒して批評し合うという「勉強会」です。
ほろよいの「竹生嶋」のほかに、「琵琶の長寿」「松の花」「不老泉」「萩乃露」という今津酒造組合のメンバー、そして大津酒造組合の「浪乃音」「浅茅生(あさじお)」の2蔵も加わり、にぎやかなきき酒会となりました。
それぞれ競争相手ではありますが、そこは小さな蔵元ばかり、お互いの酒を批評しあって意見交換が会場のあちらこちらで行なわれました。
広島の「鑑評会」向けのプンプンした大吟醸やら、旨みのある純米酒など、それぞれ個性のある新酒ばかりで、なぜこんなに美味しいお酒が売れないのか、不思議でたまりません。
ほろよいも油断していると、すぐに他の蔵元さんに追い抜かされそうで、気が引き締まりました。
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