プロ野球のペナントレースの結果ではありません。
竹生嶋の応援団「栄とこ」の大将が実感している、お店で消費されているお酒の、「清酒:その他のお酒」の比率だそうです。
多くのお客様は、ビールでノドを潤したら、焼酎のお湯割りやロックに切り替えて食事をお済ませになり、ちかごろ日本酒をお召し上がりになる方はあんまりおいでにならないそうです。
わが「竹生嶋」の城下町であるマキノ駅前飲食店街でさえ、このようなありさまで、都市部での日本酒の消費量は推して知るべしでしょう。
いったいなんでこんな風になってしまったのでしょうか。
ほろよいの蔵のレギュラー酒の場合、級別廃止を機に上撰を本醸造にグレードアップ。一番低価格商品である銀紋普通酒でさえ、原料米の半分以上が酒造好適米「玉栄」で、精米歩合は65%、白米トンあたり醸造アルコール使用量180リットルという、プロから見ればかなりの消費者サービスをしてきたつもりなのに、消費は少しずつ減っていきます。
嗜好品なんだから、消費者さんが何をのもうと勝手なのでしょうが、なんだか努力が報われないって悲しいですねえ。
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