2004年04月23日(金) |
まつりまつりと待つのがまつり |

1週間ほど前から海津の各集落(東町、中村町、名小路町)と西浜の集会場の軒下に、海津祭に使う太鼓と鐘が据えられました。
稚児行列や、お神輿の後に続き、羽織を着た役員さんが引くリヤカーに乗って太鼓と鐘でお囃子をするのが海津の小学生5,6年生の役割です。
学校が退けてから、集会場で村の役員さんやら古老の方々にお囃子を習うので、夕方はキャンドン、キャンドンと賑やかなことです。
お囃子は3番まであってそんなに難しいものではないのですが、慣例でこの場所に着たら何番のお囃子でスピードはこのくらいと決まっているので、これを覚えねばなりません。
最近は子供の数が少なくなったので、ほとんどの子供が太鼓をたたけますが、ほろよいの時は同級生がたくさんいたので太鼓をたたけませんでした(昔は子供なら太鼓たたき、大人ならお神輿担ぎができるのは名誉なことでした)。
海津祭りの宵宮は4月28日。お祭りは29日です。
まだ少し先の話ですが、ほろよいも鐘と太鼓の音を聞くとお祭りへの高揚感がふつふつと湧いてきます。
というわけでお祭りの歌をひとつ御紹介。
「まつりまつりと待つのがまつり、待つのがまつり、すんだ後宴(ごえん)がなにゃよかろ」
後宴というのはお祭りの翌晩、村の役員さんのおうちを、お神輿の担き手が順ぐりに回って慰労しあう宴会のことです。
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